40年近くかけて神経症性障害を乗り越えたものの、母親の介護で大変な日々の思いを発信しています。アニメの研究による博士号取得は、しばらくお休み。

Prev  «  [ 2024/02 ]   1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  » Next
最新の記事(全記事表示付き) *frame*
フリーエリア2
最近のコメント(コンパクト)
データ取得中...
カテゴリ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク
月別アーカイブ

手遅れだなんて!―坐骨神経痛の手術タイミング―

母が、昨年の秋から患っていた、いわゆる坐骨神経痛。
当初は、片足先のみだった痺れや痛みが、次第に、両足全体に広がっていった。
とはいえ、今年の春までは、何かにつかまれば立ち上がれ、杖や歩行器を使えば、それなりに歩くこともできていた。
5月から6月にかけて、胃悪性リンパ腫の治療で入院していた際も、毎日リハビリのメニューがあったため、懸念していた状態の悪化は、防げていた。

だが、7月下旬になって、病状が急激に悪化してしまった。
足の麻痺が始まり、足に力が入らなくなって、自力では、立ち上がるのも困難になってしまったのだ。
立ち上がりさえすれば、歩行器使用で歩くことは可能だが、歩ける距離は、かなり短くなってしまった。

この段階で、それまで受診していた整形外科医院から、リンパ腫の治療もしている総合病院の整形外科を、紹介された。
詳細な検査の結果、通常ならば、即、手術を勧めるような状態であるとわかった(正確には、腰椎変性側彎症・腰部脊柱管狭窄症と腰椎すべり症。廃用症候群もあり)。

だが、85歳という高齢であること、悪性リンパ腫の治療が終了していないことなど、様々な事情を考慮して、8月下旬の時点では、少し様子を見ようということになった。

要介護1の認定を受け、9月から週に1回の、訪問リハビリを受け始めたことで、やや改善の兆しが見えた。
悪性リンパ腫の治療は、とりあえず寛解ということで、経過観察に移行した。
そのため、9月末の時点では、もう少し様子を見つつ、「10月下旬の次回受診時までに、手術をするかどうか、本人が意思決定する」ということになった。

そして10月7日に、母自身が手術を決意し、26日の受診時に、その旨を医師に告げた。
入院と手術の日程も決まり、これでひと安心だと思ったのだが…。
あらためて診察をした医師から、想定外の言葉が。

「これはもう、手術しても、戻らないよ。悪くしすぎ」

いや、だって。もう少し様子を見ても大丈夫だって、言ってたじゃないですか。

確かに、10月の中旬頃から、また急に、状態が悪化したような感じはあった。
状態が悪化していくペースは、専門医でも、予想し難いものであるらしい。

「様子を見ているうちに、手遅れになってしまった」なんて。
この事実は、痛い。
とはいえ、母の置かれた状況では、もっと早く手術に踏み切ることは、難しかった。
これはもう、仕方がないことなのだろう。

「(元に)戻らない」とはいっても、手術が全く無効というわけではない。
手術をすることで、改善される部分は、あるだろう。手術の効果には、「やってみなければわからない」ところも、多分にあるというのだから。
調べてみたら、主治医の先生は、日本脊椎脊髄病学会認定の、脊椎脊髄外科指導医であった。現住地で可能な、最高レベルの手術が望めるだろう。
とりあえず今は、手術が奏効することを、祈るだけだ。

そして同時に、坐骨神経痛の治療において、手術を決定するタイミングの難しさについて、語りたい。
母の場合は、遅きに失してしまった。
手術を迷っているうちに、手遅れになってしまうというケースは、少なくないということだ。
この話が、どなたかの反面教師になるのなら、幸いである。
関連記事

テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

Tag : 悪性リンパ腫  脊柱管狭窄症 

C

omment

No title
お母様、大変のことになられ、お見舞い申しあげます。
医師に対しては、言いたいことはありますが、とりあえず手術がうまくいくことを、陰ながらお祈り申し上げます。

それにしても、ハナさん*さんは立派です。
病気の家族を支えながら、社会人として自立されている。
でも、無理はしないでくださいね。

ももの URL | 2016/11/03 19:25 [ 編集 ]

No title
>もものさん
> min*_*lue*200さん

コメント、ありがとうございました。
とりあえずは、主治医の先生を信じて、任せたいと思います。
学会の認定医は、伊達ではないと…。

実は、この件がわかった翌日(10月27日)、仕事で、あり得ないミスをしてしまいました。
やはり、平常心を欠いていたようです。
調子の悪さを自覚していれば、相応の対応をとるのですが。
自覚がありませんでした。

版を作る途中でのことだったので、刷り直しのような、会社の損失になるミスではありませんでしたが。
気をつけないと…。

ハナさん* URL | 2016/11/05 23:24 [ 編集 ]

No title
ご心痛、お察し申し上げます。
医師が経過観察してくれているならと、家族が全面信頼して任せてしまうのは当然の事です。
専門家でも難しい先読みを、素人が出来る訳でもないのですが、その後悔の お気持ち、お辛いですね…
取り敢えず、手術が予想以上の効果をもたらせてくれますよう、お祈り致します。

イリューシン URL | 2016/11/06 22:20 [ 編集 ]

No title
こんにちは♪
お母様の容態がご心配ですね。私の母も階段で転倒、背中を打ち入院治療となりましたが、3ヶ月後には車椅子が必要になり、特養に入所する事になりました。
私は病院の対応に腹が立ちました。怪我した時は歩いていたのに僅か3ヶ月で車椅子とは、呆然としました。以来6年の特養生活となり93才の誕生日を前に旅立ちました。
私の友人の母親が85才くらいで座骨神経の圧迫で痛みが酷く 困っていましたが、 愛知県に保健治療は出来ないそうですが 、良い病院があるとのことで手術の結果、痛みもとれて3日後には歩ける様になったと話していました。ドイツの機械が入っているそうで、全国から患者さんが 来ているそうです。 よその病院で直らないと言われた人がそこでは直ると評判です。因みに手術費は 150万円だったそうです。
痛いのは見ていて辛いですね。

剣の迷子 URL | 2016/11/07 07:46 [ 編集 ]

No title
> 剣の迷子さん
コメント、ありがとうございます。
そうですね。病院や施設に入ったら、じきに、どんどん状態が悪化していって…という話は、あちこちで耳にします。
「あんなところに入れなければよかった」と、後悔しても、後の祭りだという…。

愛知県の病院。
調べてみて、「多分ここ」という病院が見つかりました。
もし、今回の手術結果が思わしくなかったら、そちらの受診も、考えてみるつもりです。
でも、とりあえずは、目前に迫った手術に、期待したいと思います。

ハナさん* URL | 2016/11/12 23:14 [ 編集 ]

管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます

| 2019/12/08 23:26 [ 編集 ]


T

rackback

この記事のトラックバックURL

https://flowerhill873.blog.fc2.com/tb.php/9-9dccdc1d


プロフィール

ハナさん*

Author:ハナさん*
2019.5.26付けで、Yahoo!ブログから移行してきました。
上記日付より前の記事は、Yahoo!ブログで書かれたものです。

移行から2年経過したのを機に、ブログタイトルを変更いたしました。
あわせて、紹介文も更新。

*代用ゲストブックあり
「カテゴリ」からどうぞ

〔ブログ紹介文〕
誰もが、たやすく発信者となれるネット時代。

文章で社会改革ができると思い込んでいたのは、若さゆえの過ちにすぎない。
けれど。
それでもまだ私は、文章を公表することは、無意味ではないと信じたい。

私がここに記すのは、単なるつぶやきの類いではない。
社会に向かって訴えたいこと、公表する意味があると思えることのみだ。
若い頃のように気負い込んで、大声で叫ぶことはできないけれど。

病気ではなく、障害でもなくても。諸々と生きづらい、おひとりさま介護の日々においても、光を求めて!

〔自己紹介〕
高校1年で発症した神経症性障害(身体表現性障害[身体症状症]その他)を、40年近くかけて乗り越える。
校正者として、非正規雇用勤続30年。数年前から校閲の仕事も行う。

1990年代、森田療法の研究で学士号取得後、カール・ロジャーズの直弟子が講師であるカウンセラー養成講座で単位取得。
地元の民間心理相談機関でセラピストのインターンとなり、各種心理療法を学修するが、自分は援助職には向いていないことを痛感。

アニメーションの研究で修士号取得。
博士課程・単位取得満期退学。
現在、博士論文のテーマを再検討中。専門は、巨大ロボットものの予定。

アクセスカウンター
フリーエリア
最新記事
Tree-Comment
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR