12.25
勤務先のベジチェックで、賞をもらった件
先日、勤務先で第3回目の「ベジチェック®ランキング」が行われた。
ベジチェック®とは、KAGOMEが開発した、野菜の推定摂取量を測定できるシステムである。
https://healthcare.kagome.co.jp/column/vegecheck
勤務先では一昨年から、年に1回、本機をレンタルして、野菜摂取段階のランキングを行っているのだ。
私のベジチェック結果は、これまでも120段階(0.1〜12.0)で7台後半。推定摂取量は350グラム以上で、厚生労働省が推奨する、1日の野菜摂取目標量を満たしていた。
それでも、数値として出るものならば、もう少し数字を上げ、ランキングのベスト10入りを目指そうと、数値アップを心がけてきた。
その結果、今年は8.6まで上昇した。
およそ180人参加の社内ランキングで、最終日直前まで、ギリギリ10位以内を保っていた。
だが、最終的には、たった0.1点の差で11位となってしまった。8.7で8位の人が、3人もいたのである。
とはいえ、やさい=831にかけた特別賞として、8・3・1がつく順位、11・13・18位などの人にも、「831賞」が与えられた(賞品は、今、人気上昇中のヤクルト1000が、2本であった)。
なまじ10位に入るよりも、得をしたことになる(ベスト10入りしても、4・5・6・7・9・10位には、賞品が出なかった)。
このような私の状況を、外部から見るならば。
「親の介護で大変な毎日のようだけれど、野菜を十分に摂るなど、キチンとした食生活ができているようだ。なら、安心だ」
ということになるだろうか。
実のところ、それほどマトモな食生活は、していないのだが。
このベジチェック®で測定できるは、あくまでも皮膚のカロチノイドであり、野菜摂取量は推定にすぎない。
私の測定値が高かったのは、野菜ジュースや健康食品、サプリメント等で、カロチノイド類を大量に摂取しているからにすぎないだろう。
実際、測定値が10を越えていた、同僚の若い女性は、自身の食生活の実態を、こんなふうに語っていた。
「夕食を食べたくない時は、野菜ジュースを飲むだけで寝てしまうことが、よくある」と。
これでは、カロチノイドは足りているかもしれないが、タンパク質等が不足するのではないだろうか。
そう。何事も、一つの視点からのみでは、全体を語ることはできない。あくまでも多面的な視点から、全体を見なければ、食生活の健康度を語ることなど、できはしないのである。
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