40年近くかけて神経症性障害を乗り越えたものの、母親の介護で大変な日々の思いを発信しています。アニメの研究による博士号取得は、しばらくお休み。

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ヘバーデン結節だと思ったら、弾発指でした

昨年の10月上旬、突然、左手の親指が痛むようになり、物をつまむような、指先に力を入れる動作が困難になった。
よく見ると、第1関節が少し腫れたり、変形もしているようだった。

とりあえず調べてみて、ヘバーデン結節らしいという結論を得た。
他の疾患も幾つか考えられたが、それぞれの特徴を考慮した結果、たぶん、これであろうということになったのである。

日常生活にも少し支障がある(例えば、右手の爪が切れない)し、関節リウマチとかではいけないので、念のために整形外科を受診した方がいいとは思った。
だが、おひとりさま介護の忙しさにとり紛れて、そのまま放置してしまった。

「どうせヘバーデン結節なのだから、病院に行っても治療らしい治療はしてもらえない」
「どうせ、何の治療もしてもらえないのならば、病院に行っても行かなくても、同じこと。わざわざ、仕事を休んでまで、受診する必要はない」
そんな思いに、とらわれていたのである。

痛む指は、なるべく使わないようにしているうちに、数カ月が経過すると、痛みはかなり和らいできた。なので、なおのこと、「病院に行かなければ」と思うことは減ってきていた。

だが先日、ふと見たら、親指の変形がひどくなった感があり、さらに、指が曲がったまま伸びなくなってしまっているのに気づいた。


↑↑ このように、くの字に曲がったまま、元に戻らない、まっすぐに伸びないのである。

これではさすがに、指を使ううえで不便であるし、美観も悪い。元に戻るものであるならば、戻したい。
なので、思い切って、自宅近くに開院した、土曜日の午後も診療を行っている整形外科を、受診してみた。

そうしたら。
何よりもまず、ヘバーデン結節ではなかった。

典型的な症状や徴候が現れていないらしく、医師は、診断にかなり迷っていたが、とりあえず、ヘバーデン結節の「へ」の字も出なかった。レントゲン撮影の結果、ヘバーデン結節に特有の兆候が認められなかったのであろう。

そして、最終的に、弾発指(ばね指)だろうということになった。
弾発指ならば、当然認められるはずの、指のつけ根の靭帯性腱鞘に異常を認めなかったので、診断が難しかったようだ。

実際私も、指のつけ根に異常を感じないので、ばね指ではないと思っていたのである。
専門機器による画像診断や、この道20年の整形外科専門医が行う視診・触診は、侮れないということだ。

症状発生から半年以上も放置していたため、病状はかなり悪化し、最も重いGradeIVにまで進行していたようだ。

この、曲がったまま固まってしまって、元に戻らない指。とりあえず、ステロイド注射をして、しばらくストレッチを続けることで、改善されればよいが。伸びるようにならないなら、手術ということになる。

とりあえず、自分でストレッチを続けてみると、曲がってしまったところが、少しは伸びるようになってきた。
かなり痛くても、メゲずにストレッチを続けることで、手術をせずに済めばよいのだが。さて、どうなることやら。

それにしても今回は、やはり素人判断は禁物であるということ、身体に明白な異常が生じたら、様子を見てばかりいないで、専門医を受診すべきなのだということを、思い知った。

長い長い間、身体症状症[身体表現性障害]で、身体に異常を感じても「身体は、どこも悪くありません」と、何もしてもらえないことに慣れすぎてしまっていた。身体に何か症状が出ても、病院に行くということをしなくなっていた。
身体に症状などの苦痛を感じても、それと共存していくしか道はないのだと、思い込むようになってしまっていた。

けれど確かに。明確に身体に異常が生じているのであれば。適切な診断と治療で治すことができるし、早期に治療をしなければ、手遅れになることもある。
そういったことを、今回、あらためて知ることができた。

無理矢理に、身体のあらゆる苦痛や不快、不便を受け容れ、共存することを目指す必要はない。
適切な治療によって治ったり、軽減したり緩和される症状であるのならば、それは、治療して構わない。いやむしろ、そうすべきである。

そのように思えたことが、今回の一件の、とても大きな収穫であった。

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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

Tag : 身体症状  介護 

C

omment


大丈夫ですか!?

>病院に行っても治療らしい治療はしてもらえない

>わざわざ、仕事を休んでまで、受診する必要はない

読んでいて不安を感じる記述でしたが、やはり診断がつく病気だったのでしたか。

こうなる前に受診して欲しかったと思ってしまうのですが、私は土日が休みじゃないから病院受診に不便さを感じません。

お一人で介護されている状態では、緊急性を感じなかったのですね。

読みながら、12月に人間ドッグを受けられておりますが、申告しなかった・見つからなかったのかなと思いました。けど、今回の記事を読んで今までの経緯からされなかったのだとわかりました。

私も数年前、身体の不調を放置したことがあります。
ハナさんは大変な状況ですし、誰でもそのように感じてしまう時があるのだと思うのですが、もっとも重度まで進行しているとのことで、3月の胸苦とも合わせて心配になりました。

爪きりとか出来ないと書かれてありますが、料理や仕事など支障は出ていないのですか?

適切な治療を受けるべきというのは、私も教訓としたいのですが、少しでもハナさんの状態が良くなってほしいと感じました。

八手3 URL | 2022/05/29 20:06 [ 編集 ]

Re: 八手3さん
えーと。落ち着いてくださいね。ただのばね指ですよ。

> 読みながら、12月に人間ドッグを受けられておりますが、申告しなかった・見つからなかったのかなと思いました。けど、今回の記事を読んで今までの経緯からされなかったのだとわかりました。

???
人間ドックは、昨年の7月でしたが。
何で、12月なんてことになってしまったのか、考えてみました。
11月末に、「アラ還処女は……」の記事を書いており、そこには、それがいつのことだったか、明記されていないので。
記事を書いた直前に起きたことだと、思ってしまったのですかね。
それでも、12月ではありませんが。

> 爪きりとか出来ないと書かれてありますが、料理や仕事など支障は出ていないのですか?

痛みがひどい時は、指に力を入れる動作ができず、左手でなければできないことが行えなくて、困りましたが。
記事にもあるように、痛みは、かなりおさまってきたので、それほど支障はありません。
というか。支障があるようなら、もっと早くに病院に行っていますよ。

あと。
> 3月の胸苦とも

あの時点でも訂正しましたが。今年の春に初めて生じたのは、胸痛です。
胸苦は、「昔はよく生じたけど、神経性のものだから、放置・共存していたもの」です。

ハナさん* URL | 2022/05/29 21:00 [ 編集 ]


T

rackback

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プロフィール

ハナさん*

Author:ハナさん*
2019.5.26付けで、Yahoo!ブログから移行してきました。
上記日付より前の記事は、Yahoo!ブログで書かれたものです。

移行から2年経過したのを機に、ブログタイトルを変更いたしました。
あわせて、紹介文も更新。

*代用ゲストブックあり
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〔ブログ紹介文〕
誰もが、たやすく発信者となれるネット時代。

文章で社会改革ができると思い込んでいたのは、若さゆえの過ちにすぎない。
けれど。
それでもまだ私は、文章を公表することは、無意味ではないと信じたい。

私がここに記すのは、単なるつぶやきの類いではない。
社会に向かって訴えたいこと、公表する意味があると思えることのみだ。
若い頃のように気負い込んで、大声で叫ぶことはできないけれど。

病気ではなく、障害でもなくても。諸々と生きづらい、おひとりさま介護の日々においても、光を求めて!

〔自己紹介〕
高校1年で発症した神経症性障害(身体表現性障害[身体症状症]その他)を、40年近くかけて乗り越える。
校正者として、非正規雇用勤続30年。数年前から校閲の仕事も行う。

1990年代、森田療法の研究で学士号取得後、カール・ロジャーズの直弟子が講師であるカウンセラー養成講座で単位取得。
地元の民間心理相談機関でセラピストのインターンとなり、各種心理療法を学修するが、自分は援助職には向いていないことを痛感。

アニメーションの研究で修士号取得。
博士課程・単位取得満期退学。
現在、博士論文のテーマを再検討中。専門は、巨大ロボットものの予定。

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