04.30
八歳半スマホを使い続けしは……
八歳[やとせ]半スマホを使い続けしは時代遅れか意識高しか
*2013年の晩秋に購入したスマホを、不便さを感じながらも、ずっと使い続けていた。
「さすがに7年前のスマホは、買い替えないと不便で仕方ないのだが……」
https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-372.html
だが、充電プラグ差込口の接触不良が甚だしくなり、プラグを手で強く押しつけ、そのまま保持していないと充電できない、といった状況になってきたため、4月上旬に新しいスマホを購入した。
できることなら、まる9年はもたせたかったのだが、仕方ない。8年半での機種変となった。
とはいえ。同じスマホを8年半使い続けたというだけでも、人に話すと驚かれる。
現代においては、こういった最先端の機器は、たとえまだまだ使えたとしても、新しい機種が出るたびに、新しいものに買い換える……といったあり方が、普通であるのかもしれない。
大量生産・大量消費(・大量廃棄)を是とする世の中においては、一つのものを後生大事に、使えなくなるまで大切に使い続けるなどというあり方は、時代遅れであるのかもしれない。
1960年代生まれの私の子どもの頃には、着ている服に穴があいたら「ツギを当てて着る」ということが、まだ普通に行われていた。
別に、新しい服を買うお金がないからではない。「補修すればまだ着られるのに、捨てるなんてもったいないから」である。
私の消費感覚は、今でも、その頃のままである。まだ使えるものを、捨てるのはもったいないと思ってしまい、捨てられない。
そういった意識が強すぎるあまり、家がゴミ屋敷と化しているという部分もあるため、モノを惜しむというのも、よいことばかりではないのであるが。
だが。既にこの地球は、(かなり前から)大量生産・大量消費(・大量廃棄)を是としていては、立ち行かないところに来ている。まさに、
「地球がもたん時が来ている」
のである。
このセリフが出てくるアニメ映画が制作されたのは、昭和の末期、もう30年以上も前のことであるのだが。
最近はやっと、SDGsのマークをあちこちで見かけるようになるなど、人々の意識も、少しずつ変わり始めている印象がある。
一つのものを、大事に大事に、使えなくならない限りはいつまでも使い続けること。それは、古くさい時代遅れのあり方ではなく。むしろ最先端の、環境意識の高いあり方なのだと、そう思いたい。
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