04.18
グレーゾーン短歌:久々に花を飾りしわずかでも……
久々に花を飾りしわずかでも日々の暮らしの荒み消そうと
*昨年の秋、庭に咲いていた小菊を飾って以来だろうか。庭のあちこちに咲き乱れていた水仙の花を切って、仏壇や母が寝ている居間、洗面所、玄関の4箇所に飾った。
玄関に生花を飾るのなど、何十年ぶりかのことである。ホコリのたまった花瓶に飾りっ放しにしていたドライフラワーや造花を引っ込めて、生きたナマの花を飾ったら、やはり、そこだけ明るくなった感がある。
母の介護その他で大変な日々を、ゴミ屋敷で過ごしていると、ついつい、心が荒みがちになってしまう。花を飾ることで、少しでも心にゆとりと潤いが生まれるなら、それはたぶん、よいことであるのだろう。
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