40年近くかけて神経症性障害を乗り越えたものの、母親の介護で大変な日々の思いを発信しています。アニメの研究による博士号取得は、しばらくお休み。

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意外と健脚?

昨日、母を歯科医院に連れていった帰りのことだ。母が、美容院に寄りたいと言い出した。
確かに、よい機会ではあると思った。母は前々から、美容院に行きたいと言っていたのだが、なかなか連れてゆく機会がなかったからだ。

なぜなら。その美容院は、家から1キロメートル弱のところにある。タクシーを呼んで行くには、憚られる距離のところに存在しているのである。
だから、これまでこの美容院に行く折は、困ったときに車を出してもらっているお隣のお兄さん(https://blogs.yahoo.co.jp/chp31240/65539037.html)に、送迎をしてもらっていた。
けれど、そうそういつも、頼るわけにもいかないと感じる。
そんな事情で、かなり白髪が目立つ頭になってきていた母の「美容院に行きたい」という発言を、スルーしてしまっていたのである。

母の希望どおり、歯科医院の帰りは、美容院でタクシーを降り、白髪染めとカットをしてもらった。
さて。問題はその後である。
家まで、どうやって帰ったらよいのか?
美容師さんは「車を呼びますか?」と言う。実際、それが妥当なところだろう。
最近のタクシーは、建前としては「近くでもお気軽に」「ワンメーターでも構いません」と公言しているところが多いのであるから。

ところが。母は「歩いて帰る」「車を呼ぶ必要はない」と、言い張るのである。
脊柱管狭窄症の手術もあまり効を奏さず、退院後のリハビリも進んでいない(https://blogs.yahoo.co.jp/chp31240/65613516.html)母には、到底無理なことであるのに。

それでもまぁ、可能な限り歩いてもらうのも、リハビリにはなると思った。歩けるところまでは歩いてもらい、いよいよ歩けなくなったら、隣のお兄さんに迎えに来てもらえばよいと考えたのだ。

ところが何ということか。
杖と歩行器代わりのカートを使って、ゆっくりゆっくり、休み休みではあるにせよ、母は、およそ700メートル(Googleマップによれば)の道のりを、歩き切ってしまったのだ。時間は、通常の10倍近くもかかってしまったけれど。
そして、こんな無理をして、翌日に体調を崩さないかという心配も、杞憂であった。
麻痺によって、立ち上がりが非常に困難となっている母の足は、実は案外と健脚であったようだ。

母はデイサービスを拒否し続け、家にこもりきりとなり、訪問リハビリも断ってしまった。家で何もせずにいることで、寝たきりになってしまうのではないかと、心配していた。
だがこれならば、その危険性は、かなり低いようだ。

今まで書きそびれていたが、母の病気については悪性リンパ腫の予後もよく、再発の危険も、今のところない。
心配なのは認知症の方だが、それも、退院直後に比べると、かなり改善されてきた。

現段階で「病病介護の困難」と口にする場合、問題なのは、私の方の心身の状態がよくないということだ。
たとえ要介護度が低くても、介護を受ける方の病状がさほど悪くなくても、介護をする方の状態が悪ければ、介護の困難は激増してしまう。
「そんな時間(ゆとり)はない」などと言っていないで、介護をする方も心身のケアをすることが大切だと、痛感しているところである。
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テーマ : 病気・症状
ジャンル : 心と身体

Tag : 脊柱管狭窄症  悪性リンパ腫  介護 

C

omment

No title
しっかり歩けたことはよかったですね。

うちのように出かけたいだけ出かけ
さぼりたいだけデイサービスをさぼる
要介護1の認知症患者って
どうなんだろう?と思いつつ
日々を過ごしております。

min*_*lue*200 URL | 2017/09/10 21:35 [ 編集 ]

No title
家族として介護者が居る生活は、とてもとても大変な事だと思います。
ほったらかしの家庭も多い中、ハナさん凄いなと思います。
繰り返す介護の日々に病んでしまう事も、負担が大きく心に響く事も
あると思います。どうかご自愛下さい。口ばかりでなんの手助けも
出来ませんが…

猫ノ毛まるけ URL | 2017/09/10 21:45 [ 編集 ]

No title
これを機に、少しずつ お散歩しながら、体力をつけていけると良いですねー(^-^)

イリューシン URL | 2017/09/10 22:05 [ 編集 ]

No title
> min*_*lue*200さん
あちこち、勝手に出歩かれてしまうのは、色々と大変ですね。
要介護1って、割と軽く見られがちですが、介護度が低いなりの苦労というのも、あると思います。
そこに認知症が加わると、大変さはさらに増す…。
どこまで、本人の自由・勝手を許容できるかによって、今後の病状も変わってくるのでしょうが。何から何まで、当人の好きにはさせられない…。

ハナさん* URL | 2017/09/10 23:34 [ 編集 ]

No title
> 猫ノ毛まるけさん
家族の介護をするということは、職業として行うのとは、色々と違うのでしょうね。
仕事で行う場合は、最終的には、逃げることも可能だけれど、家族の場合は、逃げ場がないですから。

こういう場で、コメントをいただくだけでも、とてもありがたいです。言葉だけでも、心のパワー・助けになります。

ありがとうございます。

ハナさん* URL | 2017/09/10 23:40 [ 編集 ]

No title
> イリューシンさん
私が、もっとこまめに散歩につきあえればいいのですが。
なかなか時間がとれず、こんな風に、たまに無理をさせる感じになってしまいます。

まだまだ危なくて、外を一人で歩かせるわけにはいかないので…。

ハナさん* URL | 2017/09/10 23:45 [ 編集 ]

No title
スマホの配車アプリが思いのほか便利、と最近知りました。
どのくらい乗車するか予め提示して依頼するので、気がね不要。会話不要。評価システムあり。
こんどの11月の旅行計画準備調査で知りました!

AKKA URL | 2017/09/17 22:44 [ 編集 ]

No title
> AKKAさん
情報、ありがとうございます。
調べてみたら、当地でも利用可能なアプリが、2種ほどありました。
しかもひとつは、2番目によく使っている、Tポイントが貯まるタクシー会社対応です♪
今後、ワンメーターのタクシー利用の際は、活用してみたいと思います。
普段は、シルバー割引(70歳以上は1割引)があるタクシー会社を、利用しているのですが。

ハナさん* URL | 2017/09/18 00:00 [ 編集 ]


T

rackback

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プロフィール

ハナさん*

Author:ハナさん*
2019.5.26付けで、Yahoo!ブログから移行してきました。
上記日付より前の記事は、Yahoo!ブログで書かれたものです。

移行から2年経過したのを機に、ブログタイトルを変更いたしました。
あわせて、紹介文も更新。

*代用ゲストブックあり
「カテゴリ」からどうぞ

〔ブログ紹介文〕
誰もが、たやすく発信者となれるネット時代。

文章で社会改革ができると思い込んでいたのは、若さゆえの過ちにすぎない。
けれど。
それでもまだ私は、文章を公表することは、無意味ではないと信じたい。

私がここに記すのは、単なるつぶやきの類いではない。
社会に向かって訴えたいこと、公表する意味があると思えることのみだ。
若い頃のように気負い込んで、大声で叫ぶことはできないけれど。

病気ではなく、障害でもなくても。諸々と生きづらい、おひとりさま介護の日々においても、光を求めて!

〔自己紹介〕
高校1年で発症した神経症性障害(身体表現性障害[身体症状症]その他)を、40年近くかけて乗り越える。
校正者として、非正規雇用勤続30年。数年前から校閲の仕事も行う。

1990年代、森田療法の研究で学士号取得後、カール・ロジャーズの直弟子が講師であるカウンセラー養成講座で単位取得。
地元の民間心理相談機関でセラピストのインターンとなり、各種心理療法を学修するが、自分は援助職には向いていないことを痛感。

アニメーションの研究で修士号取得。
博士課程・単位取得満期退学。
現在、博士論文のテーマを再検討中。専門は、巨大ロボットものの予定。

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