04.25
謎の庭木の正体が、花を見てわかった件
精神疾患を乗り越えて、どうにか社会復帰を果たしてからも、休日は昼夜逆転の生活が続いていた。そのため、明るいうちに庭に出ることのない日々を、何十年もしてきたのである。
そのため、数年前から庭や花壇、元家庭菜園の草取りなどを始めてからは、植えたり種を蒔いたりした覚えのない植物が、あちこちに生えているのを目にすることになった。
そうした、いつの間にか生えていた植物には、名前のわからないものも少なくなかった。
草花の類いであれば、ネット検索等で、たやすく調べられる。だが、低木になると、枝や葉の様子のみでは、名前を探し当てることはなかなか困難だった。
というわけで、わが家の庭には、名前のわからない木が、幾つか存在している。
そのうちのひとつは、
「邪魔だと思っていた木が、レンギョウだったとわかった件」
https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-483.html
で記したように、レンギョウだと判明した。
葉っぱだけでは何だかわからない木も、花を見れば、正体がわかるのである。
そして先日、花壇と元家庭菜園の境界に、数年前から生えていた木が、赤紫色の花らしきものをつけているのに気づいた。
この花を手がかりにして、ネット検索してみたら、正体がわかった。この木は、ハナズオウ(花蘇芳)だったのである。
こんなところに、植えてもいない変な木が生えてきてしまった。何だかわからないし、邪魔だなぁ。でも伐るのも面倒だし、どうしたものか。
……などと思っていたのだが。
こうしたきれいな花を、春に咲かせるのだとわかったら、生えてきた場所で、自由に伸びさせてあげようと思った。
名前などがわかり、その性質や特性を理解することで、その存在に対する認識が変わり、対し方も変化してくる。
それは、物事であろうと植物であろうと、はたまた人であろうと、同じことなのであろうと思う。
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