03.21
病病介護短歌:あらためて今さら思う我が生は……
※定期的に受けている本格的な精神療法を終え、新たな気づきを得て詠める
あらためて今さら思う我が生は
全て自由で我[われ]が選べる
*これまで、実に多くの「かくあるべし」(森田療法の用語)から解放されてきたつもりだった。だが、まだまだ私の中には「かくあるべし」へのとらわれが残っていたようだ。
それらを自覚し、「かくあるべし」の鎖を外しても構わないのだと再認識した時。
自分の人生は──自分がどのような生き方をするかは──、自分で自由に選択してよいものだったのだと、極めて当たり前のことを、あらためて、今さら、気づくに至った。
そんなこと、頭では、言葉では、十分わかっていたつもりであったのに。本当の意味で、身にしみて理解されてはいなかったということだ。
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