01.17
わが家としては、10数年ぶりの快挙をなした件
昨年12月上旬から、ゴミ出しに関して、わが家としては10数年ぶりの快挙であることが続いている。
それは、市の資源物収集の日に、該当する資源物を集積所に持っていくこと。要するに、資源物(ゴミ)を、集積所に出せるようになったということである。
以下は、
「人は、流れに乗ればいい」─たとえ少しでも、ゼロよりはマシだから……
https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-320.html#comment1713
のコメント欄に記した、ゴミ出しの覚え書きからの抜粋。
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私的には、とても大きな一歩なのだが、世間的にはたったそれだけ?でしかないこと
12/8(火)
チラシ類1束。
1Lペットボトル1個。
我が家としては、またしても10数年ぶりの快挙
12/15(火)
ビン8個
12/22(火)
ペットボトル1L 3個。
〃 500mL1個。
火曜日の資源物、3週連続!
1/5(火)
新聞紙1束。
今年も、火曜日の資源物出し、いけそうだ。
1/12(火)
ビン15個。
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月に1度の、地域の資源回収の日に、新聞紙やチラシ、ダンボール類を集積所に持っていくことは、2017年の12月から、少しずつできるようになっていた。
https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-149.html
だが、月に1度のことなので、回収日に合わせて紙類を束にして縛ることができず、出せずじまいになってしまう月も、少なくなかった。
また地域の資源回収は、日曜日の朝に出せばよいから、割とたやすく出せるようになったのだが、市の資源物収集は火曜日であったため、どうしても出すことができずにいた。通勤途上で回り道をして、資源物を集積所に出すためには、少し早めに家を出なければならないからだ。
今は、たとえどれ程体調がよくなかろうと、平日は決まった時間に起きて支度をして、出勤する。そのこと自体は、普通にできる。
ただどうしても、家を出るのがバスの時間ギリギリになってしまいがちであり、回り道をしてゴミ集積所に寄っていくことは、かなりハードルの高い行為だったのである。
毎月曜日に可燃ゴミを集積所に持っていくことは、どうにかできるようになってきている。だが、次の日の火曜日も同じことをするだけの心身の余裕は、到底なかった。
それがようやく、この12月になって、それだけのゆとりが出てきたわけである。
はじめのうちは様子見の意味もあり、実際に出せたものの量は、微々たるものである。通勤途上であるから、それほど多くの量は持っていけない。だが、とにかく出せたということが、重要なのである。
また私には、資源物を出しにいく足を重くしていた理由が、もう一つあった。
それは、「ゴミ集積所で、人に会うのが煩わしい・嫌だ・怖い」「資源物を、定められたルール通りにうまく出せず、まごついている様を人に見られたら恥ずかしい・嫌だ」という予期不安の類いだった。
だが、イザとなったら、それらは別にどうということはなかった。集積所で知らない人に会っても、必要ならばコミュニケーションもとれ、割とうまく立ち回れたのである。
やはりもう、私の社交不安症[障害](対人恐怖症)は、症と呼ぶほどのものではなくなっていたようだ。
私が、わが家の家事を担当するようになってから、資源物を集積所に持っていくのは初めてである。では、資源物を出すのは、4年ぶりぐらいのことであるのか。
それが、実はそうではないのである。
「生協の宅配で、リサイクル回収が再開されたことにより、大事なことを思い出した件」
https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-358.html
に記したように、母は父が亡くなってから、いやよく考えてみたら、父が病気で内部障害者になった頃から、資源物を集積所に持っていくことはしなくなっていた。
溜まり方が激しく、長く置いておくと異臭を放つ可燃ゴミはともかく、何年も置いておいても構わない資源物や不燃ゴミの類いは、家に置きっ放しにするようになっていたのである。
ゆえに、こうやって資源物を集積所に持っていくということは、わが家としては10数年ぶりぐらいの快挙であり、ゴミ屋敷脱出のための新たな、かつ確実な一歩なのである。
たとえそれが、世間一般の尺度からしたら、「誰もが普通にやっている、できて当たり前、やって当然のこと」でしかないとしても。
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Tag : ゴミ屋敷