40年近くかけて神経症性障害を乗り越えたものの、母親の介護で大変な日々の思いを発信しています。アニメの研究による博士号取得は、しばらくお休み。

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わが家の激エコ生活は、終わりにならなかった件

わが家はずっと、エアコンのない生活をしてきた。

夏は、窓を開け放ち、たまに扇風機を使うだけ。
冬は、昔はストーブや石油ファンヒーターを使っていたが、いつしかそれも止め、居間で電気コタツを使うのみになっていた。

そしてついには、コタツのヒーターをつけず、コタツやぐらの中に、消費電力が少ない電気ひざ掛けを入れて使うことで、コタツの代用にする生活をしていた。

だが、母が80代半ばを過ぎ、病気で寝たきりに近い状態になってからは、さすがにエアコンを使用しないわけにはゆかないと思った。
真夏日の平日、私が会社勤めをしている間、家に1人で置いておく際に、熱中症になることを防止するために。
あるいは、一応雪国で、冬季には真冬日も多い環境下では、寝たきりに近い高齢者のためには、部屋ごと暖めることが望ましいと思ったからだ。

それゆえ、母の退院に合わせ、2016年の12月下旬にエアコンを購入し、母が常時横になっている居間に設置した。
「これで、わが家もついに、激エコ生活とはおさらばだ」と、その時は思ったものだ。

だが結局のところ、わが家の激エコ生活は終わらなかった。
エアコンを入れても、温度設定はかなり低めである。室温が3℃では、さすがに寒いので、少しエアコンをつけて7、8℃にする、という程度の使い方である。

また、居間でエアコンを使う代償として、それまでは私の部屋で使っていたセラミックヒーターを、ほとんど使わなくなった。
そのセラミックヒーターも、部屋を暖めるためのものではないから、真冬はいつも、自分の部屋にいると、寒さで手がかじかむ、吐く息が白い、というような状態であったわけだが。ついにはそのヒーターも、ほとんど使わなくなったわけである。

寒さで手がかじかむ状態の室温を、少し前に購入したデジタル温度計で測ってみたら、3℃前後だった。3℃を切り、2℃台になると、さすがに寒さが身にしみる。
そしてもちろん、居間と私の部屋以外では、暖房器具は使用していない。

私自身も、50代も後半になってくると、雪国の冬の寒さは、こたえるようになってきているのだが。それでもやはり、部屋ごと暖める種類の暖房器具を、居間以外に設置する気にはならない。
築60年近い木造家屋は、暖房効率がかなり悪いこともあり、そんなことをしたら、どれだけ環境に負荷をかけてしまうだろうかと、思ってしまうからだ。

ゆえにわが家はもう少し、この激エコ生活を続けていくのだろうと思う。

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テーマ : 節約
ジャンル : ライフ

Tag : 寝たきり  環境 

C

omment


ハナさん、本当にすごい状態で生活と介護されていたのですね。
記事を読みながら、祖母が存命だった時何度か熱中症に近い状態になってクーラーを導入したのを思い出しましたが、ハナさん家の状態はその時よりも条件が悪そうで、寒波が続いておりお身体の状態が心配になりました。

そうした場合、毎日の水分補給やお風呂なども困りませんか、少しでも良い状態になるようお祈りしております。
本当にお疲れ様です。

八手3 URL | 2021/01/04 23:57 [ 編集 ]

Re: 八手3さん
コメントとご心配、ありがとうございます。
え~と。これって、そんなに驚かれるようなことですか?

わが家ではこれが普通なので、特にすごい状態だという感覚はないのです。
まぁ、さすがに酷暑の日には、「よくもまぁ、以前はエアコンもなしに、汗だくで生活していたよな……」と思うわけなのですが。
冬に関しては、別に暖房ゼロで過ごしているわけではないのですから……。

あと、なぜ、水分補給の心配が出てくるのかが、わかりません。
母は、好きな時に好きなものを飲んだり食べたりして、ブクブク太っております。

ハナさん* URL | 2021/01/09 20:18 [ 編集 ]


T

rackback

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プロフィール

ハナさん*

Author:ハナさん*
2019.5.26付けで、Yahoo!ブログから移行してきました。
上記日付より前の記事は、Yahoo!ブログで書かれたものです。

移行から2年経過したのを機に、ブログタイトルを変更いたしました。
あわせて、紹介文も更新。

*代用ゲストブックあり
「カテゴリ」からどうぞ

〔ブログ紹介文〕
誰もが、たやすく発信者となれるネット時代。

文章で社会改革ができると思い込んでいたのは、若さゆえの過ちにすぎない。
けれど。
それでもまだ私は、文章を公表することは、無意味ではないと信じたい。

私がここに記すのは、単なるつぶやきの類いではない。
社会に向かって訴えたいこと、公表する意味があると思えることのみだ。
若い頃のように気負い込んで、大声で叫ぶことはできないけれど。

病気ではなく、障害でもなくても。諸々と生きづらい、おひとりさま介護の日々においても、光を求めて!

〔自己紹介〕
高校1年で発症した神経症性障害(身体表現性障害[身体症状症]その他)を、40年近くかけて乗り越える。
校正者として、非正規雇用勤続30年。数年前から校閲の仕事も行う。

1990年代、森田療法の研究で学士号取得後、カール・ロジャーズの直弟子が講師であるカウンセラー養成講座で単位取得。
地元の民間心理相談機関でセラピストのインターンとなり、各種心理療法を学修するが、自分は援助職には向いていないことを痛感。

アニメーションの研究で修士号取得。
博士課程・単位取得満期退学。
現在、博士論文のテーマを再検討中。専門は、巨大ロボットものの予定。

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