40年近くかけて神経症性障害を乗り越えたものの、母親の介護で大変な日々の思いを発信しています。アニメの研究による博士号取得は、しばらくお休み。

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病病介護短歌:我にしかできない仕事もつことは……


我にしかできない仕事もつことは
        負担をはるかしのぐ甲斐あり


*これまで幾度か、勤務先で自分しかできない、責任の重い校閲の仕事を任されていることは、負担が重いと詠ってきた。

2019.07.21
新・病病介護短歌13:我にしかできない仕事背負えるは……
https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-235.html
2020.07.19
病病介護短歌:今もまだ我しかできぬ事なれば……
https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-409.html

責任の重い校閲の仕事を、納期までにミスなくこなさなくてはならないという、プレッシャーは強い。自分がどれだけうまくこの仕事を行えるかによって、会社がこのお客さまから次の仕事を受けられるか否かが、決まってしまうかもしれないのであるから。

そしてまた。誰でもできる校正の仕事をしていた頃のように、いつでも好きな時に、自由に休みを取るわけにもいかなくなった。
校閲の予定とにらめっこしながら、校閲の仕事の合間を縫って、母の通院等の予定を立てなければならない。
急に、母の具合が悪くなったからといって、突然「すみません。今日、休みます」というわけにはいかない。
そうした状況は、理的にもかなりの負担であった。

自分や家族に何かあっても、仕事を誰にも代わってもらえない、全て自分で何とかしなくてはならないというのは、介護をしている身としては、かなり辛いものがあるわけだ。

それでも昨日、立て込んでいた校閲の仕事数件を終え、久々に、みんなと同じ校正の仕事に戻った時。自分にしかできない仕事を任されているということには、負担以上にやり甲斐や生き甲斐といった、プラスの要素の方が大きいのだと感じた。

勤務先(本社とグループ会社全てを含む)で、私にしかできない仕事を任されているということは、自分がその他大勢ではない唯一無二の存在として、信頼されているという思いを生む。

責任の重い仕事を背負うことのプレッシャーは大きいが、現在の私には、それをキチンとやり遂げるだけの能力がある。
自分の知識や能力が認められ、それを存分に活かせる仕事ができる私は、言ってみれば、水を得た魚のようなものである。

「こんな、ただ刷りと原稿を合わせるだけの(校正の)仕事を続けていたら、私は日に日に○カになっていってしまう」と焦っていた日々は、もはや過去のものである。
現在の校閲の仕事は、人文・社会・自然科学全ての分野の最新の知見(学術論文)に触れられるだけでなく、それらの記述の正確さを確認するためには、英語論文等にも当たる必要がある。正に、己の全ての知識と能力を総動員して、当たらなければならない仕事なのである。

がんばって修士課程を終え、博士課程で学んだことが、無駄にならずに生かされている。そして、毎日の仕事のなかでさらに学び、己を高めていける。休止を余儀なくされている博士論文の執筆に益するところも、ないわけではない。

結局のところ私にとって、非正規雇用で収入が少ないといった物質的な事柄は、それほど重要ではないのだろう。最低限、生きてゆけるだけのものが得られれば、それでよい。
それよりはむしろ、生き甲斐とかやり甲斐とか、自分に合っていて、己を生かし高めてゆけるか否か、自己効力感を得られるか否か、生涯の夢とつながっているか否かといったことの方が、大事なのだろう。
はたまた、自分の仕事が世の中の役に立っていると思えるか、意味があると感じられるか否か……そういった精神的なことの方が重要で、の満足が得られるということなのだ。

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テーマ : 幸せに生きる
ジャンル : 心と身体

Tag : 校閲  介護    非正規 

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プロフィール

ハナさん*

Author:ハナさん*
2019.5.26付けで、Yahoo!ブログから移行してきました。
上記日付より前の記事は、Yahoo!ブログで書かれたものです。

移行から2年経過したのを機に、ブログタイトルを変更いたしました。
あわせて、紹介文も更新。

*代用ゲストブックあり
「カテゴリ」からどうぞ

〔ブログ紹介文〕
誰もが、たやすく発信者となれるネット時代。

文章で社会改革ができると思い込んでいたのは、若さゆえの過ちにすぎない。
けれど。
それでもまだ私は、文章を公表することは、無意味ではないと信じたい。

私がここに記すのは、単なるつぶやきの類いではない。
社会に向かって訴えたいこと、公表する意味があると思えることのみだ。
若い頃のように気負い込んで、大声で叫ぶことはできないけれど。

病気ではなく、障害でもなくても。諸々と生きづらい、おひとりさま介護の日々においても、光を求めて!

〔自己紹介〕
高校1年で発症した神経症性障害(身体表現性障害[身体症状症]その他)を、40年近くかけて乗り越える。
校正者として、非正規雇用勤続30年。数年前から校閲の仕事も行う。

1990年代、森田療法の研究で学士号取得後、カール・ロジャーズの直弟子が講師であるカウンセラー養成講座で単位取得。
地元の民間心理相談機関でセラピストのインターンとなり、各種心理療法を学修するが、自分は援助職には向いていないことを痛感。

アニメーションの研究で修士号取得。
博士課程・単位取得満期退学。
現在、博士論文のテーマを再検討中。専門は、巨大ロボットものの予定。

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