10.07
病病介護俳句&短歌:床のプラ……&残業をして疲れ果て……
床のプラ踏まずに歩くうれしさや
*この句は、1年半ほど前の
床のプラ すべれば転ぶ デンジャラス
https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-191.html
及び、
床のプラ 足でかき分く 末期なり
https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-190.html
と、対になっている。
2年余り前から、「緊急指令!─ゴミ屋敷脱出作戦を再開せよ」(https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-120.html)に掲載した写真のように、廃プラスチックが床に散乱して、足の踏み場がなくなっていた状況が、ようやく改善してきたのである。
上の記事を掲載した際に、素人の読者が、片づけ方のアドバイスをくれたことは、却って状況を悪化させるだけだった。キチンとした精神療法こそが、状況を好転し得たのである。
「どうすればいいか」を教えることなど、何の役にも立ちはしないということだ。
※※※※※
残業をして疲れ果て帰宅して
それでも家事と介護省けず
*あまりにもそのまますぎて、何のひねりもない、つまらない歌であるが、巧まずに、正直な気持ちを詠ったものである。
ありふれていればこそ、誰にでもわかりやすく、共感を得やすいか、とも思う。
独り暮らしであったなら、帰りにホカ弁でも買ってきて、簡単に夕食を済ませ、そのまま寝てしまうということもできるのだが。要介護の親と同居していては、そうもいかない。
ただまぁ、仕事が楽しくて、やりがいがあり、疲れ果てても、それが心地よい疲れであるのは、幸せなことであると思う。
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