40年近くかけて神経症性障害を乗り越えたものの、母親の介護で大変な日々の思いを発信しています。アニメの研究による博士号取得は、しばらくお休み。

Prev  «  [ 2024/02 ]   1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  » Next
最新の記事(全記事表示付き) *frame*
フリーエリア2
最近のコメント(コンパクト)
データ取得中...
カテゴリ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク
月別アーカイブ

『るろうに剣心』の謎のコンテマンの正体が、細田守だとわかった件

 ※謎のコンテマンとの出会い
1990年代の後半、『新世紀エヴァンゲリオン』のブームが一般社会にまで波及して、社会現象とまでいわれるムーブメントになっていた頃。私は一人で、テレビアニメ版の『るろうに剣心』(1996-98年)にハマっていた。

なぜ、『エヴァ』にはハマらずに『剣心』にハマったのか。そこには、私なりの個人的な理由がある。
テレビアニメ版の『剣心』は、全体的に見て、アニメとしての出来はイマイチだった。だがそれでも、当時の私にとって、この作品にはハマるだけの価値があったのである。

全体的に見ると、アニメとしての出来が決してよいとはいえない『剣心』であったが、注意深く見続けているうちに、時々、妙に演出のよい回があることに気づいた。いや正確には、演出ではなく絵コンテがよい回、である。
遡玉洩穂という人物が絵コンテを切っている(演出は別人)回は、画面構成が特徴的で、見せ方がウマイのである。

さて、この人は何者なのだろうかと思った。1970年代後半から、主要アニメ作品のスタッフ名は押さえてきていた私にも、初めて見る名前だった。手元にある、アニメ制作者リストにも載っていなかった。
そこで、他社で仕事をしている演出家の別名義なのだろうと推測した。

けれど当時の私には、それが誰であるのかを調べる手段はなかった。
アニメ制作者が、諸般の事情で変名・別名義で仕事をすることは多かったが、よほどの有名人でない限り、「あの○○というのは、**監督の変名なのだよ」といった情報は、入ってこなかったのである。

 ※謎のコンテマンの正体判明
そうこうしているうちに、謎のコンテマンのことなど、いつしか忘れてしまっていたのだ。だが先日、ふとしたことから、その正体を知るに至ったのである。

それは、当ブログの記事に寄せられたコメントに返信するため、Wikipediaで、細田守の経歴を確認した際のことである。
Wikipediaの細田守の項には、こんな一節があった。
「1996年に『るろうに剣心』の絵コンテを遡玉洩穂名義で担当する」

えっ? と思い、細田守が絵コンテを担当したという『剣心』の話数(8話・18話・24話・29話・40話・43話)を確認すると、確かに、私が感心したあの回やあの回である。つまり、私が、スゴいと思っていた謎のコンテマンは、細田守であったのだ。
この遡玉洩穂という名前をあらためて見てみれば、「そだまもるほ」。なんのことはない、「ほそだまもる」の1文字目を、末尾にもってきただけの、単純な変名である。
正体がわかってしまえば、なんということもないのだが、1996年の時点では、わかろうはずもない。

 ※やはり、才能のある人は違うのだ
細田守の経歴を、あらためて確認してみると、演出家としての本格デビューは、1997年の『ゲゲゲの鬼太郎』(第4期)・94話ということになっている。『剣心』に参加したのは、演出家として本格的にデビューする前のことだったのだ。

細田守はその後、1999年に『劇場版デジモンアドベンチャー』の監督に抜擢され、2000年に『劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』を監督して、業界で注目を集めた。そして、2006年の『時をかける少女』、2009年『サマーウォーズ』等のヒットにより、世間一般にも知られるアニメ監督の一人となった。

有名なアニメ監督の、本格デビュー前の仕事を、私は「なんかスゴい」と注目していたわけだ。
これは別に、私に先見の明があったとか、そういう話ではない。
やはり、才能のある人は違うということ。ムクムクと頭角を現す人というのは、駆け出しの頃からひと味もふた味も違う仕事をしていた、光るものがあった、ということの証明であるのだと思う。

(ついでに言うと、『剣心』の絵コンテではもう一人、おっ! と思うコンテを切っている人がいた。その工堂紘軌とは、角銅博之の変名であるということも、今回知ることができた。Wikipediaさまさまである。)

関連記事

テーマ : 懐かしいアニメ作品
ジャンル : アニメ・コミック

Tag : アニメ 

C

omment


T

rackback

この記事のトラックバックURL

https://flowerhill873.blog.fc2.com/tb.php/433-fe5418d6


プロフィール

ハナさん*

Author:ハナさん*
2019.5.26付けで、Yahoo!ブログから移行してきました。
上記日付より前の記事は、Yahoo!ブログで書かれたものです。

移行から2年経過したのを機に、ブログタイトルを変更いたしました。
あわせて、紹介文も更新。

*代用ゲストブックあり
「カテゴリ」からどうぞ

〔ブログ紹介文〕
誰もが、たやすく発信者となれるネット時代。

文章で社会改革ができると思い込んでいたのは、若さゆえの過ちにすぎない。
けれど。
それでもまだ私は、文章を公表することは、無意味ではないと信じたい。

私がここに記すのは、単なるつぶやきの類いではない。
社会に向かって訴えたいこと、公表する意味があると思えることのみだ。
若い頃のように気負い込んで、大声で叫ぶことはできないけれど。

病気ではなく、障害でもなくても。諸々と生きづらい、おひとりさま介護の日々においても、光を求めて!

〔自己紹介〕
高校1年で発症した神経症性障害(身体表現性障害[身体症状症]その他)を、40年近くかけて乗り越える。
校正者として、非正規雇用勤続30年。数年前から校閲の仕事も行う。

1990年代、森田療法の研究で学士号取得後、カール・ロジャーズの直弟子が講師であるカウンセラー養成講座で単位取得。
地元の民間心理相談機関でセラピストのインターンとなり、各種心理療法を学修するが、自分は援助職には向いていないことを痛感。

アニメーションの研究で修士号取得。
博士課程・単位取得満期退学。
現在、博士論文のテーマを再検討中。専門は、巨大ロボットものの予定。

アクセスカウンター
フリーエリア
最新記事
Tree-Comment
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR