08.30
今度は、ニラの花を食してみた件
「庭に生えている○○を食してみた」シリーズ。今度は、庭や元家庭菜園のあちこちに咲いているニラの花(のつぼみ)である。
数年前から、庭や元家庭菜園の草取りをしている際、夏の終わり頃に、家の周囲のあちこちで咲いている白い小さな花は、何だろうかと思っていた。
最初は、ノビルかハタケニラかと思ったのだが、花の咲く時期が違う(ノビルやハタケニラの開花期は5ー6月である)。
なので、調べてみたら何のことはない、普通のニラだった。
ニラの花は、花ニラという名称(園芸種のハナニラ/イフェイオンとは、別物)で、中国料理などではオーソドックスな食材であり、スーパーなどで売られていることもあるという。
ならば、普通に食べられるではないか。
というわけで、今回は今までの「庭に生えている野草を食してみました」とは、やや趣が異なるのだが。
それでも、意識して栽培したわけではなく、庭に生えているものを食べてみたことにはかわりない。
花が開く前のつぼみの部分を摘み取ると、こんな感じ。
これを、今回は軽くゆで、酢味噌あえにしてみた。
それほどクセはなく、食べやすい。フキ味噌に近い感じもするが、かすかにニラのニオイや味がする。花であっても、ニラには違いないということだ。
上の写真の酢味噌あえを作ったのは、先週の土曜日だったのだが、なかなかおいしかったので、昨日も作って食べた。
1週間経つと、次々に新たな花のつぼみが出てくる。それを端から摘んで食べるのは、なかなかぜいたくなことではないか。これから咲こうとしている花のエネルギーを、いただくのであるから。
全てのつぼみを食べてしまうことはできないから、花が咲いて種がこぼれ、来年以降も家の周りで育っていくことを妨げる心配はない。
花が咲いてしまってからだと、葉の部分は固くなってしまうが、それでもニラはニラ。葉も食べられないことはない。
今後は、家の周りに生えているニラは、花も葉も、適宜、食していこうと思う。
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Tag : 草取り