家の前にひろがっている元家庭菜園、転じてワイルドな花壇
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に、マーガレットが咲きはじめた。


こんな感じで、元家庭菜園のそこここに、10を越えるマーガレットの群が、花をつけているのだ。

数年前は、こんな感じで

スギナなどの雑草に埋もれて、丈も低く数も少なく、ポツンと花を咲かせるしかなかったマーガレットなのだが。

がんばって草取りを続けたことで、こうして、群れて花を咲かせられるようになったのである。

植物は、こうやって手をかければ、こちらが努力して手間をかけ、労力をつぎ込めば、それに応えてくれる。
だが、人間はそうではない。どんなにこちらが一生懸命になっても、その人との関係を深めるために、この上もない時間と労力をつぎ込んでも。

相手にその気がなければ、それまでのこと。何も返って来ることはない。決して、何ひとつとして応えてはもらえない。すべては水の泡と消える。
そのために費やした時間と労力を返してもらうことも、できはしない。全ては徒労に終わる。

そうした哀しい現実を思うと。植物の世話のように、こちらの努力が必ず報われることというのは、何て素晴らしいものなのだろうかと、つくづくと思う。

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