03.29
新・病病介護短歌:どのように思われたとて生きられる……
3/24(火)
どのように思われたとて生きられる
そんな自分をついに掴めり
*人は、他人にどう思われていようと、生きてゆける。どれほどに心外な誤解をされたからといって、それがゆえに生きられなくなってしまうこと、命が絶たれてしまうということはない。
そうしたことが、頭では理解できていても、「こんな風に思われたままでは、生きてゆけない」などと、非合理的な思いを感じてしまうのを止めることができなかった。
そんな感じ方は、単なる気分であって、事実ではないとわかっていても、誰かに誤解されているということを、どうしても耐え難いと感じてしまった。
その人が、自分にとって大事な人だから、というからではなく、自分にとってどうでもいい赤の他人、どこの誰かもわからない、顔も名前もわからない不特定多数の他者であっても、とにかく、他人に誤解されてしまっているということに、この上もない苦痛を感じてしまっていた。
そんなあり方を、ようやく、脱することができたように感じる。
そんな風に思われていることは、残念で、悲しいことではあるけれど。でも、この私は、「彼らの認識の中にいる私」とは別個に、確固たるものとして存在している。
彼らが思っている「私」が、どのようなものであろうと、この私は、「その私」とは違うのである。私は、「その私像」に左右されることなく、それ自体で存在してゆける。
そのように感じられるようになった。そんな自分を手に入れることができた。
これもまた、「一大決心をもって始めたこと」
https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-267.html
の、ひとつの「成果」であるのだろう。
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