40年近くかけて神経症性障害を乗り越えたものの、母親の介護で大変な日々の思いを発信しています。アニメの研究による博士号取得は、しばらくお休み。

Prev  «  [ 2023/12 ]   1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31  » Next
最新の記事(全記事表示付き) *frame*
フリーエリア2
最近のコメント(コンパクト)
データ取得中...
カテゴリ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク
月別アーカイブ

生協の宅配で、リサイクル回収が再開されたことにより、大事なことを思い出した件

生協の宅配で、リサイクル品(ペットボトル、ペットボトルのキャップ、食品発泡トレー)の回収を始めるという告知があった。


(カタログ同封のチラシより)

牛乳等の紙パックや、宅配品の包装に使用しているポリ袋の回収
「朗報!─地元生協の宅配で、資源回収が再開された」
https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-82.html
に続いての、朗報である。

こうした資源物は、決められた日の朝、出勤前に集積所まで持っていくのが困難であるため、どうしても溜まりがちになってしまう。
生協の宅配時に、回収していってくれるのであれば、様々な労力が省けて、本当に助かる。

こうしたリサイクル品の回収は、「始める」のではなく「再開する」のである。
もう15年くらい前、まだ母が健康で、家事を普通にこなしていた頃、確かにビン類や食品発泡スチロールトレーの回収が行われていた。

そうした資源回収は、ある時期から、経費の関係か何かで中止になってしまった。
だが母は、回収中止の告知が出てからも、そのことを理解せずに、ビン類や食品トレーを袋に入れ、玄関先に置き続けていた。そこに置いておきさえすれば、生協の宅配員が、「通い箱」を持っていくのと一緒に、持っていってくれるだろうと思って。

もう、回収は中止になったのだから、置いておいても無駄で、持っていってくれるはずがないと、どんなに説明しても理解しなかった。「置いておいても、持っていってくれない。何て不親切なのか」と、怒り続けていた。そして、いつかは持っていってもらえるのではないかと期待して、いつまでたっても、玄関にビン類や食品トレーを置きっ放しにしていた。

よくよく考えてみたら、わが家ではその頃から、ビン類を資源回収に持っていったことはない。ビン類や食品トレーを資源物として排出することは、既にその頃から、滞っていたのだ。

つまり、わが家のゴミ屋敷化は、母が家事を行っていた頃から、徐々に進行しはじめていたのである。そのことに、今になって気づいた。あるいは、思い出した。

私は何となく、わが家のゴミ屋敷化が始まったのは、病病介護が始まり、私が家事を引き受けざるを得なくなってからなのだと思い込んでいた。
だが、よく考えてみたら、そうではなかった。
母は、13年ほど前に父が亡くなってから、うつ状態になり、炊事以外の家事を、ほとんどしなくなってしまった。その頃から、わが家のゴミ屋敷化は、静かに進行していたのだ。

だから何なの? といえば。
つまり。わが家のゴミ屋敷化は、私だけの責任ではないということだ。
そのことを思い出したのは、自分を責めすぎないという意味では、よいことだったと思う。



このマークについては、
「プラスチック・スマート」キャンペーン、なのだそうだ
https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-345.html
を、参照のこと。
この生協のリサイクル回収も、こうした環境活動の一環であろう。

関連記事

テーマ : メンタルヘルス
ジャンル : 心と身体

Tag : 環境  ゴミ屋敷  介護 

C

omment


T

rackback

この記事のトラックバックURL

https://flowerhill873.blog.fc2.com/tb.php/358-649d951f


プロフィール

ハナさん*

Author:ハナさん*
2019.5.26付けで、Yahoo!ブログから移行してきました。
上記日付より前の記事は、Yahoo!ブログで書かれたものです。

移行から2年経過したのを機に、ブログタイトルを変更いたしました。
あわせて、紹介文も更新。

*代用ゲストブックあり
「カテゴリ」からどうぞ

〔ブログ紹介文〕
誰もが、たやすく発信者となれるネット時代。

文章で社会改革ができると思い込んでいたのは、若さゆえの過ちにすぎない。
けれど。
それでもまだ私は、文章を公表することは、無意味ではないと信じたい。

私がここに記すのは、単なるつぶやきの類いではない。
社会に向かって訴えたいこと、公表する意味があると思えることのみだ。
若い頃のように気負い込んで、大声で叫ぶことはできないけれど。

病気ではなく、障害でもなくても。諸々と生きづらい、おひとりさま介護の日々においても、光を求めて!

〔自己紹介〕
高校1年で発症した神経症性障害(身体表現性障害[身体症状症]その他)を、40年近くかけて乗り越える。
校正者として、非正規雇用勤続30年。数年前から校閲の仕事も行う。

1990年代、森田療法の研究で学士号取得後、カール・ロジャーズの直弟子が講師であるカウンセラー養成講座で単位取得。
地元の民間心理相談機関でセラピストのインターンとなり、各種心理療法を学修するが、自分は援助職には向いていないことを痛感。

アニメーションの研究で修士号取得。
博士課程・単位取得満期退学。
現在、博士論文のテーマを再検討中。専門は、巨大ロボットものの予定。

アクセスカウンター
フリーエリア
最新記事
Tree-Comment
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR