03.14
生協の宅配で、リサイクル回収が再開されたことにより、大事なことを思い出した件
生協の宅配で、リサイクル品(ペットボトル、ペットボトルのキャップ、食品発泡トレー)の回収を始めるという告知があった。
(カタログ同封のチラシより)
牛乳等の紙パックや、宅配品の包装に使用しているポリ袋の回収
「朗報!─地元生協の宅配で、資源回収が再開された」
https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-82.html
に続いての、朗報である。
こうした資源物は、決められた日の朝、出勤前に集積所まで持っていくのが困難であるため、どうしても溜まりがちになってしまう。
生協の宅配時に、回収していってくれるのであれば、様々な労力が省けて、本当に助かる。
こうしたリサイクル品の回収は、「始める」のではなく「再開する」のである。
もう15年くらい前、まだ母が健康で、家事を普通にこなしていた頃、確かにビン類や食品発泡スチロールトレーの回収が行われていた。
そうした資源回収は、ある時期から、経費の関係か何かで中止になってしまった。
だが母は、回収中止の告知が出てからも、そのことを理解せずに、ビン類や食品トレーを袋に入れ、玄関先に置き続けていた。そこに置いておきさえすれば、生協の宅配員が、「通い箱」を持っていくのと一緒に、持っていってくれるだろうと思って。
もう、回収は中止になったのだから、置いておいても無駄で、持っていってくれるはずがないと、どんなに説明しても理解しなかった。「置いておいても、持っていってくれない。何て不親切なのか」と、怒り続けていた。そして、いつかは持っていってもらえるのではないかと期待して、いつまでたっても、玄関にビン類や食品トレーを置きっ放しにしていた。
よくよく考えてみたら、わが家ではその頃から、ビン類を資源回収に持っていったことはない。ビン類や食品トレーを資源物として排出することは、既にその頃から、滞っていたのだ。
つまり、わが家のゴミ屋敷化は、母が家事を行っていた頃から、徐々に進行しはじめていたのである。そのことに、今になって気づいた。あるいは、思い出した。
私は何となく、わが家のゴミ屋敷化が始まったのは、病病介護が始まり、私が家事を引き受けざるを得なくなってからなのだと思い込んでいた。
だが、よく考えてみたら、そうではなかった。
母は、13年ほど前に父が亡くなってから、うつ状態になり、炊事以外の家事を、ほとんどしなくなってしまった。その頃から、わが家のゴミ屋敷化は、静かに進行していたのだ。
だから何なの? といえば。
つまり。わが家のゴミ屋敷化は、私だけの責任ではないということだ。
そのことを思い出したのは、自分を責めすぎないという意味では、よいことだったと思う。
このマークについては、
「プラスチック・スマート」キャンペーン、なのだそうだ
https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-345.html
を、参照のこと。
この生協のリサイクル回収も、こうした環境活動の一環であろう。
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