02.11
「コアノン」のゴミ減力[げんりょく]──お気に入りのエコ商品・1
昨日、
「母と暮らしている限り、減らせないゴミがある」
https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-341.html
という記事を書き、母が使用している尿とりパッド等で、家から排出する可燃ゴミの量が、どうしても増えてしまうということを記した。
だが、数カ月分溜めてしまっていたトイレの可燃ゴミを、年末年始に市の指定袋に詰めた際、以前よりも、ゴミの量が減っている感があった。思いのほか、量が少ないなぁと思えた。
その理由は、すぐにわかった。
昨年の春頃から、トイレットペーパーを「コアノン」に替えたため、トイレットペーパーの紙芯が、ゴミとして出なくなったからだ。
トイレットペーパーの紙芯も、切り開いて束ねれば、「その他紙類」の資源物として回収に出せる。
だが、認知症の母は、どんなに頼んでも、紙芯を使用済みの尿とりパッドと混ぜて、袋に入れてしまう。
尿で汚れてしまった紙芯を資源回収に出すのは、さすがに憚られる。
そして母は、どんなに「最近の尿とりパッドは高性能だから、漏れないんだよ」と説明しても、漏れ防止のつもりで、トイレットペーパーを丸めたものを尿とりパッドの下に敷くなどして、バカバカと使ってしまう。
そのためわが家では、トイレットペーパーの減りが、異常に早いのである。
というわけで、今までは、本来なら資源物として回収できるはずの大量の紙芯を、可燃ゴミとして出さざるを得なかった。そして、そんな自分に、強い罪悪感を覚えていたのである。
だが。新たに購入するトイレットペーパーを「コアノン」に替えたら、もう、紙芯がゴミとして出ることはなくなった。
読者の方の中には、「コアノン」のことをご存じない方もいるかと思う。
「コアノン」は、生協オリジナル、コープブランドのトイレットペーパーである。紙の芯がないことから、「コア・ノン」と、そのまんまの命名がなされたものだ。
https://goods.jccu.coop/corenon/
一昨年に35周年を迎えるなど、かなり昔から存在しているのだが、生協オンリーの商品のためか、あまり一般に普及しないのが、残念なところである。
私自身、昔から興味はあったのだが、なかなか、わが家で常用することはできなかった。
母が家事能力を喪失し、わが家の家事一切を私が取り仕切るようになり、生協の商品購入申し込みもするようになったことで、ようやく、「コアノン」の使用が可能になったわけだ。
今回は、トイレの可燃ゴミを、数カ月分溜めてしまったことで、「コアノン」のゴミ減力〔げんりょく〕を、実感することとなった。
今後も、ゴミ減などの環境問題対策に威力を発揮する、私の「お気に入りのエコ商品」を、折に触れて紹介してゆければと思う。
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