12.31
「人は、流れに乗ればいい」─たとえ少しでも、ゼロよりはマシだから……
(12/31 15:54改題。メインタイトルを副題に)
先週の木曜日、出勤途上で回り道をして、可燃ゴミの袋を2つ、ゴミ集積所に出していった。
前回ゴミを出したのは、キチンと記録はしていないが、夏の暑い日であったことは確かだ。なので、およそ4カ月ぶりに、ゴミ出しをしたことになる。
こんなにも、ゴミ出しの間隔をあけてしまったのは、初めてだ。
今までは、たとえ1、2カ月に1回程度の間隔であっても、可燃ゴミは、コンスタントに出すことができていた。
病病介護のなか、ゴミや資源物を集積所に出す量よりも、溜まっていく量の方がはるかに多く、家のゴミ屋敷化が進んではいた。
だが少なくとも、ゴミを出すことはできていた。たとえ少しずつであったとしても、ゴミ出しそれ自体は、行えていたのである。
だが、昨年の6月、ますます拍車がかかり始めた家のゴミ屋敷化をくい止めるため、ブログを治療的に活用しようとして、以下の記事を書いたことが、裏目に出てしまった。
06.03
緊急指令!─ゴミ屋敷脱出作戦を再開せよ
https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-120.html
06.04
二つできないことを叱るのか、一つはできていることをほめるのか?
https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-122.html
06.06
ゴミ屋敷脱出作戦2改─廃プラスチック〔資源物〕を集積所に出す─の経過報告1
https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-123.html
06.10
拒絶過敏性というもの
https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-125.html
06.17
私はまだ谷間にいた──評価とは、基準によって全く異なってくるもの
https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-127.html
メンタルケアの専門家ではない、素人の読者の方が書き込んだ、善意のアドバイスによって、深刻なダメージを受ける結果になってしまったのである。
身体がとても辛いのに、無理してがんばって、資源物(廃プラスチック)の袋を、1つだけでも集積所に持っていった。公言したことを守った。
その、自分としてはモノスゴイ努力を、「1つずつでは、いつになったら終わるかわからないから……(意訳)」と、否定されたように感じてしまった。
その方は、あくまでも善意でアドバイスしたのであり、「1つずつではダメ」と言ったわけではないということを、頭ではわかっていても、心が勝手に傷ついてしまうのを、止めることはできなかった。
昨年の時点では、だからといって、「そんなことを言われるくらいなら、もう二度とゴミ出しなんかしない」とまで、極端な反応をすることはなかった。
だが、その時に負ったダメージは、遅効性の毒のように、私を蝕んでいたのだろう。
職場で私にしかできない、責任のある仕事が多忙を極めたということもあって、ゴミを出す心身のゆとりやエネルギーのない日々が続くうちに、いつしか私はゴミを出すことが、全くできなくなってしまっていたのだった。
それが、この年末に来てようやく、可燃ゴミの袋を2つ、集積所に出すことができた。
「1つだけではダメ」ではなく、「たとえ1つでも、全く出さないよりはマシだから」と、己に言い聞かせ続けてきたことを、やっと実行に移せたのだ。
そして今朝(書いているうちに日付が変わり、昨日の朝になってしまった)は、可燃ゴミの袋を3つと資源物(廃プラスチック)の袋を1つ、集積所に持っていくことができた。
木曜日に、とにかく手をつけられたことで、弾みがついた感がある。
年末年始の休みに、さらに多くの可燃ゴミと廃プラスチックを袋に詰めれば、次の収集日には、何袋かを集積所に持ってゆけるだろう。
「少しずつでは、なかなか終わらない」からといって、その「少し」を行わなければ、最初の一歩を踏み出さなければ、物事は何ひとつ始まりはしないのである。
「やるからには、たくさんやらなければならない。少しではダメだ」などと、構えてしまっていては、始めるものも始められない。
「たとえ少しでもいいから。とにかく手をつけてみよう」と、気軽に始めるに越したことはないのである。
その、ゴミ出しの最初の一歩を、ここに来てどうにか踏み出せたのは、先日の一大決心によって、新たに始めたこと
https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-266.html
https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-267.html
https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-273.html
の、成果が出てきた証なのかもしれない。
新たな一歩を踏み出したことが他に波及して、別なところでも、困難な一歩を踏み出すことにつながったのだと。
だが今のところはまだ、即断はできない。もう少し様子を見てみないことには、確かなことは言えない。
とにかく今はただ、このよい流れを逃さないようにしたい。せっかく来たよい風をとらえて離さず、うまく波に乗って、前進してゆきたいと思う。
ああ、そうだ。
「人は、流れに乗ればいい」
と、某アニメキャラも言っていたな……。
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