40年近くかけて神経症性障害を乗り越えたものの、母親の介護で大変な日々の思いを発信しています。アニメの研究による博士号取得は、しばらくお休み。

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病病介護短歌:非正規の不満を云えば諭される……

8/27(火)
非正規の不満を云えば諭される
      ただ人並みに暮らしたいのに


*あれこれと思ったことを記すと、また墓穴を掘りかねないので、直接的な解説はなし。



※また、東京にある大手出版社から発注された単行本2冊の、校閲・校正の仕事を任された。
コンスタントに入ってくる、他の仕事とのかねあいもあり、日程的にかなり辛い。やり甲斐に正比例して責任も重い仕事は、相当な負担である。母の介護関連で休みを取ることも、ままならない。

これだけの仕事をし、成果をおさめても、年収が200万円にしかならないとは。それがつまり、非正規雇用者の現実というものだ(身体症状を乗り越えて、フルタイムでも働けるようになるのが遅くなり、正社員として就職する機会を逃してしまったのであるから、仕方がない)。

その現実に、不満を述べることさえも許されないのならば、非正規は、どうやって生きてゆけばよいのだろう。パラサイトシングルでいられる今はともかく、老後は孤独死しろというのか。

年がら年中、朝から晩まで、ただグチグチと不満ばかりを述べ立てて、現状を打破するために何もしないでいるのならばともかく。

置かれた場所で咲きつつも、年に数回程度、ふと、不満を漏らしてしまう。
それを咎め立てされ、不満を言うしか能のない輩、自分が置かれた状況の肯定面を見ることもできない輩だと決めつけられ、説教されるなど、やっていられない。

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テーマ : 働き方
ジャンル : 就職・お仕事

Tag : 非正規  校閲  身体症状  介護 

C

omment

わかります
きっと耐え難い事があったのですね。
私にもハナさんの心の内は想像がつきます。
これ以上、頑張ってとは言いませんが正しく生きていれば天は見てくれていますよ。

katsu0509 URL | 2019/08/28 17:44 [ 編集 ]

こんにちは~
昔読んだ聖句(箴言の書だったか伝道の書)に
「人が人を支配してこれに害を及ぼした」のような一節がよぎります。

今の正社員(すべてとは言いませんが)とは非正規社員より「無能」状態でもステータスとか給与が上であると受け止めるに、実に不公平感しか残りません。。。
企業の人柱感・・・みたいな。
真面目にこなしてナンボは当たり前かも知れないし、仕事の達成感はあっても、不満感と言うより、閉塞感のようなものが残りますよね。実にお疲れ様です<(_ _)>夏疲れが出ませんように、ネ!ポチリン☆!

星野栄紀(サニーサイド) URL | 2019/08/31 14:55 [ 編集 ]

Re: わかります
> katsu0509さん

ありがとうございます。
その事が起こったのは5月なのです。
その経験を乗り越え切れていなかったので、ここに来て、あるきっかけからそのことを思い出して、とても辛くなってしまったのでした。

何というか、世の中には、説教好きの人が多いのですよね。
そして、「健常者にはマトモでない病人を教え導いてあげる義務がある」「健常者はマトモであるがゆえに、素人であっても、心を病んだ人=心得違いをしている人にアドバイスをする資格がある」と、勘違いしている人も、少なくない。
健常者さま(←イヤミです)は、そんなに偉いんですかね、と思ってしまいます。

> 正しく生きていれば天は見てくれていますよ。

真面目に一生懸命やっていれば、報われる時が来る。私が「置かれた場所で咲」けたのは、それだと思っています。
反面、世の中には、「正直者が馬鹿をみる」という側面もあるのも確かで。

でもやはり、そうとでも思わなければ、やっていられないですよね。

ハナさん* URL | 2019/09/01 16:13 [ 編集 ]

Re: こんにちは~
> 星野栄紀(サニーサイド)さん

> 正社員……とは非正規社員より「無能」状態でもステータスとか給与が上であると受け止めるに、実に不公平感しか残りません。。。

本当に、ね。
「同一労働同一賃金」の原則が守られていれば、不公平だと不満を抱くこともないのですがね。
実質的には、パートの方が正社員より、よっぽど仕事をしているし、能力もある。勤務時間もパートとは名ばかりで、ほとんど変わらない。
それなのに、非正規という身分であるがためだけに、生涯賃金が、正社員よりはるかに少なくなってしまう。これを、身分差別・不公平だと感じない方が、おかしいのではないかと。

> 企業の人柱感・・・みたいな。

どんなに尽くしても、報われないというのは、そういうことですかね。

> 仕事の達成感はあっても、不満感と言うより、閉塞感のようなものが残りますよね。

そうですね。どんなに仕事を達成して、成果を積み重ねても、色々な意味で「上」には行けない。天井に頭がつかえている。
それは確かに、閉塞感と呼ぶべきものかもしれません。

ハナさん* URL | 2019/09/01 16:31 [ 編集 ]


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rackback

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プロフィール

ハナさん*

Author:ハナさん*
2019.5.26付けで、Yahoo!ブログから移行してきました。
上記日付より前の記事は、Yahoo!ブログで書かれたものです。

移行から2年経過したのを機に、ブログタイトルを変更いたしました。
あわせて、紹介文も更新。

*代用ゲストブックあり
「カテゴリ」からどうぞ

〔ブログ紹介文〕
誰もが、たやすく発信者となれるネット時代。

文章で社会改革ができると思い込んでいたのは、若さゆえの過ちにすぎない。
けれど。
それでもまだ私は、文章を公表することは、無意味ではないと信じたい。

私がここに記すのは、単なるつぶやきの類いではない。
社会に向かって訴えたいこと、公表する意味があると思えることのみだ。
若い頃のように気負い込んで、大声で叫ぶことはできないけれど。

病気ではなく、障害でもなくても。諸々と生きづらい、おひとりさま介護の日々においても、光を求めて!

〔自己紹介〕
高校1年で発症した神経症性障害(身体表現性障害[身体症状症]その他)を、40年近くかけて乗り越える。
校正者として、非正規雇用勤続30年。数年前から校閲の仕事も行う。

1990年代、森田療法の研究で学士号取得後、カール・ロジャーズの直弟子が講師であるカウンセラー養成講座で単位取得。
地元の民間心理相談機関でセラピストのインターンとなり、各種心理療法を学修するが、自分は援助職には向いていないことを痛感。

アニメーションの研究で修士号取得。
博士課程・単位取得満期退学。
現在、博士論文のテーマを再検討中。専門は、巨大ロボットものの予定。

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