身体症状症を乗り越えきれぬ身で、母親の介護をする日々の思いを発信しています。アニメの研究による博士号取得は、しばらくお休み。

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「こだわりを捨てる」と言ったら、『ザブングル』の「乾いた大地」を思い出した件

先日、「若い頃から抱き続けていたこだわりを捨てることにした」という主旨の記事を書いた。

「おのれつなぐ 鎖 断ち切り……」と歌いながら、古いこだわりを捨てることにした件
https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-227.html

そのように「こだわりを捨てる」という言葉を口にしたら、この語が作品初期のキーワードであったテレビアニメ『戦闘メカ ザブングル』(1982-3)のことを思い出した。
そして、この作品のエンディングテーマソング「乾いた大地」(作詞:井荻麟)を、懐かしく口ずさんだ。

Yahoo!ブログにいた頃は、Yahoo!ブログがJASRACの許諾を受けており、著作権の問題がクリアされているため、記事で言及するアニメソングの歌詞は、全てを掲載していた。
だが、このFC2ブログは許諾を受けていないので、全歌詞の掲載はできない。歌詞は、以下のサイトをご覧いただきたい。
https://www.uta-net.com/movie/39483/
(このサイトならば、全歌詞が見られるのみならず、楽曲も聴くことができる。この歌のことを知っていただくためには、その方が好都合なのかもしれない。)

当然のことではあるが、この曲の歌詞から受ける印象は、放送当時=10代の頃とはかなり違っている。それなりに人生経験を積んできているし、今現在の自分が置かれた状況から、感じざるを得ないこともある。

1番で歌われる

>もしも友と呼べるなら
>許して欲しい あやまちを

というくだり。
こんな風に語りかけたい人が、かつてネット上で交流していた相手に、一人だけいる。限定公開記事をご覧になれる方なら、察しがつくかもしれない。
けれどたぶん。向こうは、既に私のことを友とは思っておらず、許すとか償うとか、そういうこととは無関係の場所にいるだろう。これは全て、私一人の感傷にすぎないのである。
これから後何十年もの間──もしかしたら死ぬまで。その人との仲直りが果たせない限りは──この歌を聴き、歌う度に、私はその人とのことを思い出すだろう。

けれど、これは単なる感傷である。現在の私にとって、何よりも切実に響くのは、2番の

>もしも夢があるのなら
>すてよう今は つらいから
>明日[あす]の生命[いのち]を つなぐため
>今日という日がきえてゆく

の部分である。
病病介護が始まってからの、生涯の夢もひとまず脇に置いて、仕事と家事のみに終始してしまっている毎日。
「このゴミ屋敷から、いかにして脱出するか」ということばかりに、心が向かっている日々。少しでも、衛生的な生活を手に入れなければならないと、そんなことばかりを考えざるを得ない毎日。
本を読んだりアニメを見たりする、心身のゆとりさえなく、自分が研究者の卵だということすら、忘れてしまいそうな現状。

今はただ、何とかがんばって、母娘共に生き延びなければならない。介護〇人は起こさず、かといって己をKOROすこともなく。

「生命[いのち]あったら……」という詞が、決して大げさではなく、自分のこととして聞こえてくる。
同じ監督の某有名作ではないが、「君は、生き延びることができるか」というものである。

夢があるからこそ、苛酷な現実を乗り越えてゆける。辛い日々を耐え忍ぶことができる。
それは、確かにそうである。私はそうやって、生涯の夢にすがることで、ここまで生き延びてきた。
けれど。その夢に向かってゆくことができない状況にある時には、「いっそ、こんな夢なんかない方がマシだ」と、思ってしまうこともある。
夢があるからこそ、辛くなる。夢がなければ、捨ててしまえば、こんな辛い思いをすることもなくなるのだ、と。
(とはいえ、もちろん、夢を捨てることなどできるはずもないのだが。)

乾いた大地。別に「東京砂漠」とかを持ち出さなくとも、たとえ地方都市であっても、この現実世界、自分が生きている場所を、このような暗喩で語ることは、珍しくない。
そして、そんな環境で生きている人間の有り様を、「乾いた大地は 心やせさせる/すさませる/こおらせる」と評してみるのも、それほど独創的というわけではない。

けれど。
たとえ乾いた大地に生きているからといって、心まで乾く必要はない。
外的な環境が、心を「やせさせる/すさませる/こおらせる」ようなものであったとしても、その通りになってしまう必然性はない。そうならないように、抗うことはできるはずなのだ。

怒り発作を連発するなどして、心が荒みきっていくのを自覚する時、ふと立ち止まって、この歌を口ずさみたい。
どうにか今日を生き延びて、いつか何処かで、誰か*と、「真実/力/やすらぎ」について語り合うことを、未来への約束とするために。


* その誰かは、1番で歌いかけた相手ではない、別の誰かである。歌の最初でイメージした相手と、未来への約束をする相手が一致していないというのは、ちょっと苦しいところだ。

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テーマ : アニソン・キャラソン
ジャンル : 音楽

Tag : アニメ  介護  ゴミ屋敷 

C

omment

もう既に、私にとっても他人なのかも……
1番で歌いかけていた相手と、3日連続で同じグループに編成されてしまった(ゲーム内で、アクティブプレイヤーは毎日、自動的・強制的に、いずれかのグループに編成されてしまう)。

今となっては、特に何の感慨もわかない。何のわだかまりもなく、気軽にコネクトするわけにはゆかないが(相手は既に忘れているかもしれないが、個人的なコメントは遠慮しろと言われているので)。
たぶん相手にとってと同様に、私にとっても「他人」になりつつあるのかもしれない。

コメントは遠慮しろと言われているから、それに従うが、ヘルプの類はしてもよいのかどうか。
まあ、ケースバイケースでいくしかあるまい。

ハナさん* URL | 2019/08/31 17:24 [ 編集 ]


T

rackback

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ハナさん*

Author:ハナさん*
2019.5.26付けで、Yahoo!ブログから移行してきました。
上記日付より前の記事は、Yahoo!ブログで書かれたものです。

*代用ゲストブックあり
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〔ブログ紹介文〕
誰もが、たやすく発信者となれるネット時代。

文章で社会改革ができると思い込んでいたのは、若さゆえの過ちにすぎない。
けれど。
それでもまだ私は、文章を公表することは、無意味ではないと信じたい。

私がここに記すのは、単なるつぶやきの類いではない。
社会に向かって訴えたいこと、公表する意味があると思えることのみだ。
若い頃のように気負い込んで、大声で叫ぶことはできないけれど。

病病介護の日々においても、光を求めて!

〔自己紹介〕
精神疾患(身体症状症〔身体表現性障害〕)歴38年。
校正者として、非正規雇用勤続26年。
アニメーションの研究で修士号取得。
博士号は、論文が書けずに未取得(博士課程・単位取得満期退学)。
現在、博士論文のテーマを再検討中。専門は、巨大ロボットものの予定。

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