40年近くかけて神経症性障害を乗り越えたものの、母親の介護で大変な日々の思いを発信しています。アニメの研究による博士号取得は、しばらくお休み。

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援助希求性の重要さを語る

ネットニュースを見ていたら、以下の記事タイトルが目についた。興味をひかれたので、本文を見てみた。

「“このままじゃ子どもを殺しちゃうから助けてください”自ら110番した双極性障害・双子の母を救った「援助希求性」」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190813-00569713-shincho-soci

この記事のまとめとして、4ページ目に記されており、タイトルにも入っている援助希求性ということ。要するに、困った時に、援助を求める能力のことだ。

この援助希求性が低いために、周囲に助けを求められず、自死とか虐待死とか、そういった「最悪の事態」に至ってしまう方は、少なくないだろう。
そうであればこそ、「「助けを求められない若者」に支援の手を差し伸べる団体があった!」https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-63.html
の記事で紹介したようなNPO団体の存在が、重要になってくるわけだ。

私自身も、援助希求性は、決して高いとはいえない。いやむしろ、ハッキリいって、低い。
もっとたやすく、周囲(やそれを専門とする人々)に援助を求めることができる性分であったならば、もう少し、違った人生を送れていたかもしれない。

「それでもあえて「絶対」と言う─病病介護介護〇人」
https://flowerhill873.blog.fc2.com/blog-entry-92.html
の記事で誓ったことを、犯してしまいそうになったとしても、このニュース記事の方のように、助けを求めることはできないだろう。

それでも、なかなか実行に移すことはできないとはいえ、困った時に適切な援助を求めること、声を上げることの重要さは、理解しているつもりだ。
自力では、やはりどうしても無理だと感じた時には、民間の心理相談室に精神療法を受けに行ったり、年休を取得して精神科の医院を受診したりと、ギリギリのところで専門家にかかることは、できている気もする。
それ以外の場面でも、もう少し気軽に、周囲に助けを求められるようになれば、たぶん、もう少し楽に生きられるのだろうが。

その辺りのことを、自身に言い聞かせるためもあり、このニュース記事のことを、書き記してみた次第である。

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テーマ : メンタルヘルス
ジャンル : 心と身体

Tag : 精神療法  支援  介護  NPO 

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プロフィール

ハナさん*

Author:ハナさん*
2019.5.26付けで、Yahoo!ブログから移行してきました。
上記日付より前の記事は、Yahoo!ブログで書かれたものです。

移行から2年経過したのを機に、ブログタイトルを変更いたしました。
あわせて、紹介文も更新。

*代用ゲストブックあり
「カテゴリ」からどうぞ

〔ブログ紹介文〕
誰もが、たやすく発信者となれるネット時代。

文章で社会改革ができると思い込んでいたのは、若さゆえの過ちにすぎない。
けれど。
それでもまだ私は、文章を公表することは、無意味ではないと信じたい。

私がここに記すのは、単なるつぶやきの類いではない。
社会に向かって訴えたいこと、公表する意味があると思えることのみだ。
若い頃のように気負い込んで、大声で叫ぶことはできないけれど。

病気ではなく、障害でもなくても。諸々と生きづらい、おひとりさま介護の日々においても、光を求めて!

〔自己紹介〕
高校1年で発症した神経症性障害(身体表現性障害[身体症状症]その他)を、40年近くかけて乗り越える。
校正者として、非正規雇用勤続30年。数年前から校閲の仕事も行う。

1990年代、森田療法の研究で学士号取得後、カール・ロジャーズの直弟子が講師であるカウンセラー養成講座で単位取得。
地元の民間心理相談機関でセラピストのインターンとなり、各種心理療法を学修するが、自分は援助職には向いていないことを痛感。

アニメーションの研究で修士号取得。
博士課程・単位取得満期退学。
現在、博士論文のテーマを再検討中。専門は、巨大ロボットものの予定。

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