40年近くかけて神経症性障害を乗り越えたものの、母親の介護で大変な日々の思いを発信しています。アニメの研究による博士号取得は、しばらくお休み。

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このキャラが私のイメージですか?──アニメ版『舟を編む』

2013年、映画『舟を編む』が話題になっていた頃。同僚(パート。私より1歳年上)が、映画は未見のまま、原作小説を読んだ話をしてくれた。
そして、作中のあるキャラクターは、私のイメージで読んだと教えてくれたのである。

その頃の私は、某有名出版社が発行する人名辞典の校正を、中心となって手がけていた。
毎日毎日、辞典の校正に精魂を傾けている私のあり方が、辞書の編集に打ち込む作中人物に重なったのだという。

その時は、ああそうなのかと、思った程度だった。この作品に興味はあったのだが、映画も小説も、鑑賞する機会はなかった。
だが、昨年の10月から放送されたテレビアニメ版は、タイマー録画で見ることができた。

そして、同僚が私のイメージを重ねていたというキャラクターを、目にするに至った。
それは、以前はパートだったが、子育てを終えてから契約社員となった40代の女性で、非常に有能な人物であるという。

同僚が言っていたのが、このキャラであるのかどうか、アニメでは確信がもてなかった。
だが最近、原作小説を読んだことで、このキャラだと確信した。
無愛想だが、案外、いい人なのかもしれない、という描写が少しあるだけで、それほどエピソードがあるわけではない。
小説のみでは、具体的なイメージを抱きにくい人物なのだ。
それゆえ、同僚が、身近にいた私のイメージを使ったのは、無理からぬことだと感じた。

さて。その、佐々木というキャラクターなのだが。
アニメでは、声を、榊原良子があてているのである。

榊原良子といえば…。
世間一般に対しては、『ナウシカ』のクシャナ役と、説明するのがよいのだろうか。
アニメファンならば、「ガンダム」シリーズのハマーン役や「パトレイバー」シリーズの南雲隊長役の印象が、強いだろう。

何にせよ、有能な大人の女性役が多い声優なのである。
榊原ボイスのおかげで、そのキャラクターの有能度が、何割かアップすると言っても、過言ではない。

『銀河鉄道999 エターナルファンタジー』で、主人公が敵キャラクターを「敵ながらあっぱれな奴らだね」とほめた後に、「私の部下だからな(あっぱれな奴らで当然だ)」というoff セリフが、榊原ボイスで聞こえてくるシーンがある。
その際、「確かにあなたの部下ならば、当然、立派ですよね」と、納得してしまった。
私にとって、榊原良子とは、そういう声優である。

だから。
同僚が私のイメージを重ねたキャラクターの声を、榊原良子があてているというのは、とても光栄なことなのだ。

榊原キャラが、私のイメージですか?
こんな有能そうな人物が、私ですか?
いや。別に、同僚が言っていたのは、そういうことではないのだけれど…。
それは、わかっているけれど。
それでも。何だか、嬉しくなってしまう。


……というような話題で、新年早々、個人的に浮かれている次第である。
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C

omment

No title
> min*_*lue*200さん

それはそれは…。
偶然、というよりは。
私が他の方に与える印象には、何かしら、相通じるところがあるのでしょうかねぇ。

ハナさん* URL | 2017/01/27 02:18 [ 編集 ]

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

| 2019/12/08 23:41 [ 編集 ]


T

rackback

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プロフィール

ハナさん*

Author:ハナさん*
2019.5.26付けで、Yahoo!ブログから移行してきました。
上記日付より前の記事は、Yahoo!ブログで書かれたものです。

移行から2年経過したのを機に、ブログタイトルを変更いたしました。
あわせて、紹介文も更新。

*代用ゲストブックあり
「カテゴリ」からどうぞ

〔ブログ紹介文〕
誰もが、たやすく発信者となれるネット時代。

文章で社会改革ができると思い込んでいたのは、若さゆえの過ちにすぎない。
けれど。
それでもまだ私は、文章を公表することは、無意味ではないと信じたい。

私がここに記すのは、単なるつぶやきの類いではない。
社会に向かって訴えたいこと、公表する意味があると思えることのみだ。
若い頃のように気負い込んで、大声で叫ぶことはできないけれど。

病気ではなく、障害でもなくても。諸々と生きづらい、おひとりさま介護の日々においても、光を求めて!

〔自己紹介〕
高校1年で発症した神経症性障害(身体表現性障害[身体症状症]その他)を、40年近くかけて乗り越える。
校正者として、非正規雇用勤続30年。数年前から校閲の仕事も行う。

1990年代、森田療法の研究で学士号取得後、カール・ロジャーズの直弟子が講師であるカウンセラー養成講座で単位取得。
地元の民間心理相談機関でセラピストのインターンとなり、各種心理療法を学修するが、自分は援助職には向いていないことを痛感。

アニメーションの研究で修士号取得。
博士課程・単位取得満期退学。
現在、博士論文のテーマを再検討中。専門は、巨大ロボットものの予定。

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