40年近くかけて神経症性障害を乗り越えたものの、母親の介護で大変な日々の思いを発信しています。アニメの研究による博士号取得は、しばらくお休み。

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情報は力なり―路線バスの遅延証明書―

一応、雪国と呼ばれる地方に住んでいる。
それゆえ、年に何回かは、積雪による渋滞のため、通勤に利用している路線バスが大幅に遅れる。
通常は30分で着くところが、1時間半以上かかる場合もあるのだ。
だから「いつもより1、2本早いバスに乗る」という程度の対策では効果がなく、遅刻してしまうことも、稀ではなかった。

公共交通機関なら、延着証明書を提出すれば、遅刻扱いにはならないという。
だが、電車と異なり、路線バスでは延着証明書が発行されないから、遅刻になってしまっても仕方がない。
昨年までは、そのような認識でいた。

だが先日、この冬はじめての大雪の際、バスの運転手が、以下のような車内アナウンスをしていた。
「遅延証明書は、車内では発行できません。弊社営業所窓口でご請求ください」

知らないうちに、路線バスでも、延着証明書が発行されるようになっていたのか?
その日は30分の延着だったので、ギリギリ遅刻せずに済んだ。だが、翌日は1時間の延着で、30分の遅刻となってしまった。
その日も、同じ運転手が「遅延証明書は…」 とアナウンスをしていたので、帰りに営業所窓口に行き、延着証明書の発行を請求してみた。
すると、簡単に、60分の遅延を証する証明書を発行してもらえた。

そして翌日、会社の総務課に遅延証明書を提出するとともに、これで遅刻扱いにならず、遅刻分の時給も支払われるということを確認した。
非正規雇用の身としては、「半時間分の時給が支払われる」ことの恩恵は、大きい。

その会社の路線バスで、いつから遅延証明書が発行されるようになったのか?
それは、窓口で尋ねてみなかったので、わからない。

遅延証明書に関する車内アナウンスが行われたのは、その運転手の2回のみだ。
車内アナウンスは、運転手によって、非常に手厚い時と、ほとんど全くない時がある。
たまたま、バスが大幅に遅延した際に、手厚いアナウンスをする運転手に当たっていたから、遅延証明書のことを聞けたのであろう。

もしかしたら、何年も前から、遅延証明書が発行されるようになっていたのかもしれない。
そのことを知らずに、損をしていたのかも…とは、考えまい。
今はとにかく、与えられた情報を活用して、減給を回避できたことを、喜びたいと思う。

情報というのは、活用すれば大きな力になるものだということを、再認識しているところだ。
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プロフィール

ハナさん*

Author:ハナさん*
2019.5.26付けで、Yahoo!ブログから移行してきました。
上記日付より前の記事は、Yahoo!ブログで書かれたものです。

移行から2年経過したのを機に、ブログタイトルを変更いたしました。
あわせて、紹介文も更新。

*代用ゲストブックあり
「カテゴリ」からどうぞ

〔ブログ紹介文〕
誰もが、たやすく発信者となれるネット時代。

文章で社会改革ができると思い込んでいたのは、若さゆえの過ちにすぎない。
けれど。
それでもまだ私は、文章を公表することは、無意味ではないと信じたい。

私がここに記すのは、単なるつぶやきの類いではない。
社会に向かって訴えたいこと、公表する意味があると思えることのみだ。
若い頃のように気負い込んで、大声で叫ぶことはできないけれど。

病気ではなく、障害でもなくても。諸々と生きづらい、おひとりさま介護の日々においても、光を求めて!

〔自己紹介〕
高校1年で発症した神経症性障害(身体表現性障害[身体症状症]その他)を、40年近くかけて乗り越える。
校正者として、非正規雇用勤続30年。数年前から校閲の仕事も行う。

1990年代、森田療法の研究で学士号取得後、カール・ロジャーズの直弟子が講師であるカウンセラー養成講座で単位取得。
地元の民間心理相談機関でセラピストのインターンとなり、各種心理療法を学修するが、自分は援助職には向いていないことを痛感。

アニメーションの研究で修士号取得。
博士課程・単位取得満期退学。
現在、博士論文のテーマを再検討中。専門は、巨大ロボットものの予定。

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