40年近くかけて神経症性障害を乗り越えたものの、母親の介護で大変な日々の思いを発信しています。アニメの研究による博士号取得は、しばらくお休み。

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病病介護川柳・32:十五年 医師も私も……

Yahoo!ブログ終了ということで、更新のモチベーションも、失せてしまっていたのだが。
割と大きな動きがあったので、備忘録を兼ねて、病病介護川柳の続きを記す。


4/5(金)
十五年 医師も私も 歳をとる

*様々な面で、本当にもうどうしようもなくなってきたので、時間年休を取って、以前にかかったことのある、市内の精神科医院を受診した。およそ15年ぶりである。

受付の事務員さんが、私のことを名前まで覚えていた(通院券&保険証を出す前に、名字を言った)のには驚いた。
だが、それ以上に驚いたのは、医師の髪とヒゲが真っ白になって、まるで仙人のようになっていたことだ。

考えてみれば、以前かかっていた時に50代半ばであったとすれば、もう、70歳前後である。歳をとるのは当たり前だ。
私自身も、白髪がかなり目立つオバサンになっている。
それだけ、歳月が流れたということだ。

それでも「精神科医にしては珍しく、話の聴ける医師」であることに変わりはなかった。
じっくりと時間をかけたフォーマルな精神療法ではない、いわゆる簡易精神療法(一般精神療法)でも、意外と効果があった。

いずれどこかで、キチンと記すこともあるだろうが、自分一人で考えているのでは到底得られない、貴重な視点を得ることができた。
そのように考えてもよいのだと思えたことで、何かとても楽になれた。フォーマルな精神療法を受けるのでなければ、意味がないと思っていたが、そんなことはなかったのである。
今年度は、病病介護に新たな展開をもたらせそうだ。


4/19(金)
四月半(よつきはん)ぶりの温浴虐待か

*本当にやっとのことで、母を入浴させることができた。いや正確には、浴槽に入るのが大変なので、シャワーだけになってしまったのだが。昨年の11月末以来だから、何と4カ月半以上、140日ぶりのシャワー浴である。

いくらデイサービスに行ってくれないからとはいえ、特に冬場は寒さゆえに、家での入浴が困難になるとはいえ、これは酷すぎる。もう、虐待といわれても仕方がないレベルであろう。
温水洗浄便座のおかげで、衛生面で、それほど悲惨なことになってはいないとはいえ……である。

それでもようやく、日中の気温が上がってきたこともあり、シャワー浴と洗身・洗髪をさせられた。
これで、母の臭いや髪の汚れ等を気にせず、病院等にも連れてゆくことができる。

そうやって、少しずつでも、やるべきことをこなしてゆくしかないのである。
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C

omment

No title
> 内緒さん

確かに、入浴したがらないというのも、認知症の弊害なのでしょうね。

母が認知症ゆえに、まともな行動や判断を行えない。そのことの負担は、自分で思っていた以上に、私に重くのしかかっていたようです。

家のことや母の介護をキチンとできないのは、私が病気だからいけない……のではなく、母が認知症であるため負担の絶対量が多くて、私の処理能力を越えているから。

そうした観点から、私自身の処理能力を、治療によって人並みのレベルにまで上げる(戻す)というものとは、別方向の対処法を探ることになりました。

ハナさん* URL | 2019/04/22 01:26 [ 編集 ]

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| 2019/05/26 05:46 [ 編集 ]


T

rackback

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プロフィール

ハナさん*

Author:ハナさん*
2019.5.26付けで、Yahoo!ブログから移行してきました。
上記日付より前の記事は、Yahoo!ブログで書かれたものです。

移行から2年経過したのを機に、ブログタイトルを変更いたしました。
あわせて、紹介文も更新。

*代用ゲストブックあり
「カテゴリ」からどうぞ

〔ブログ紹介文〕
誰もが、たやすく発信者となれるネット時代。

文章で社会改革ができると思い込んでいたのは、若さゆえの過ちにすぎない。
けれど。
それでもまだ私は、文章を公表することは、無意味ではないと信じたい。

私がここに記すのは、単なるつぶやきの類いではない。
社会に向かって訴えたいこと、公表する意味があると思えることのみだ。
若い頃のように気負い込んで、大声で叫ぶことはできないけれど。

病気ではなく、障害でもなくても。諸々と生きづらい、おひとりさま介護の日々においても、光を求めて!

〔自己紹介〕
高校1年で発症した神経症性障害(身体表現性障害[身体症状症]その他)を、40年近くかけて乗り越える。
校正者として、非正規雇用勤続30年。数年前から校閲の仕事も行う。

1990年代、森田療法の研究で学士号取得後、カール・ロジャーズの直弟子が講師であるカウンセラー養成講座で単位取得。
地元の民間心理相談機関でセラピストのインターンとなり、各種心理療法を学修するが、自分は援助職には向いていないことを痛感。

アニメーションの研究で修士号取得。
博士課程・単位取得満期退学。
現在、博士論文のテーマを再検討中。専門は、巨大ロボットものの予定。

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