40年近くかけて神経症性障害を乗り越えたものの、母親の介護で大変な日々の思いを発信しています。アニメの研究による博士号取得は、しばらくお休み。

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「戦争倫理学」受講記録・1

先月下旬に
https://blogs.yahoo.co.jp/chp31240/66255066.html
で受講を予告した、MOOC(大規模公開オンライン講座)のひとつ「gacco」で開講されている「戦争倫理学」講座。

3月は、ふとしたことから、自身の本当の治療─単なる臨床的治癒ではなく、症状の原因である心理的な問題を解決するという、根本的な治癒を目指すこと─のためには、おそらく必要であることを、期せずして行うこととなってしまった。

そのため、心身にかなりの負担がかかり、講義映像の視聴をしていられるようなゆとりが、なくなってしまっていた。
ここに来てようやく、そちらの方が一段落したので、遅まきながら、講座の受講を始められたのである。

以下に、今回視聴した講義映像&課題のタイトルと時間(分:秒)を記す。

*****
第一週「戦争倫理学を学ぶに当たって」

1-1.戦争倫理学を学ぶに当たって Introduction(3:35)
1-2.議論を進めるための確認事項(5:47)
確認クイズ 1-1
確認クイズ 1-2
1-3.戦争と「正しさ」(4:52)
確認クイズ 1-3
1-4.戦争をめぐる道徳判断(7:25)
確認クイズ 1-4
1-5.まとめ(1:34)

1-6.倫理とは何か Introduction (4:38)
1-7.倫理とは何か(7:40)
確認クイズ 1-5
確認クイズ 1-6
1-8.正義とは何か(1:58)
確認クイズ 1-7
1-9.道徳判断と理由付け(7:25)
確認クイズ 1-8
確認クイズ 1-9
1-10.まとめ(1:50)

1-11.トロッコ問題解説 Introduction(3:22)
1-12.倫理的価値・観点、視点について(3:52)
確認クイズ 1-10
1-13.トロッコ問題1(8:02)
確認クイズ 1-11
1-14.トロッコ問題2(3:16)
確認クイズ 1-12
1-15.トロッコ問題3(5:25)
確認クイズ 1-13
1-16.まとめ(1:47)

第二週「戦争を倫理学的に考える」

2-1.戦争とは Introduction(3:34)
2-2.戦争と平和(2:27)
確認クイズ 2-1
2-3.戦争の定義(6:50)
確認クイズ 2-2
2-4.まとめ(1:27)
*****

ご覧のように、講義時間はかなり短く、お手軽なものだ。確認クイズと称する課題も、選択式で単純・簡単なものにすぎない。講義内容のレベルは、大学公開講座程度であろうか。

それでも、大学では哲学を専攻し、多少は倫理学を学んだ身としても、初めて聞く単語や議論も幾つかあった。総じて、なかなかに興味深く、楽しい講義ではあった。

まだ、全体の3分の1弱を受講したのみであり、本格的な議論はこれからである。講義終了(講義映像の視聴ができなくなる)の4月末までに、残りも受講したいと思う。
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テーマ : 哲学/倫理学
ジャンル : 学問・文化・芸術

C

omment

No title
紹介ありがとうございます。
レジュメを見て判断に対して、どのような事実があるのかを学ぶのだなと感じましたが、事実をもとに議論できないと答えは見つからないので、どのようなことをさらに学んでいくのたいへん興味を持ちました。

トギエモン URL | 2019/04/02 08:09 [ 編集 ]

No title
> トギエモンさん

倫理学は机上の空論ではなく、具体例に即して、自分自身の問題として考えることが大切ですよね。

第1週に出てきた「トロッコ問題」は、Wikipediaにも載っている、有名な思考実験なのですが。ずいぶんと色々な、ヴァリエーションがあるようです。それだけ、現実は色々と複雑だということなのでしょうね。

トロッコ問題の何たるかは、Wikiをご覧いただければ済むことですので、ここには記しません。
ただ、講義に出てきたトロッコ問題その3は、Wikiに載っているものとは異なるものでした。

あなたは、現在運行されている路線の、安全管理者である。
このままだと、暴走したトロッコに轢かれて、一般人1人が死んでしまう。
ポイントを切り替えれば、一般人は助かるかわり、保線作業中の部下5人が、轢かれて死んでしまう。
第3の道はなく、どちらかしか選べない。さて、あなたはポイントを切り替えますか?

自分だったらどうするのか。そして、それは何ゆえか。どちらを選び、どちらの罪を引き受けるのか。己の倫理観・価値観・人生観を問われる、なかなかにハードな問題です。

ハナさん* URL | 2019/04/09 20:46 [ 編集 ]

No title
> ハナさん*さん
返信ありがとうございます。
興味があったのでこうして記事にしてもらえて感激ですが、タイムリーなことに本日ツィッターでトロッコ問題についての話題を聞きました。
高校教師の方のツィートですが、授業で取り扱った際、ある生徒が「なぜ助ける必要があるのかわからない。俺は傍観者だから放置して5人が死んでも責任はない。でも切り替えたら俺の責任になる」といわれたそうです。教師の方は、衝撃を受けたうえで、これをいい意見だといわれております。私も釈然としないし、正直“凡庸な悪”というやつかもしれないと思いましたが、トロッコ問題って釈然とするためにするものではないので、私もいい意見だと思いました。
https://twitter.com/hellohellock/status/1116264344554049537
でも、このツィートを知って改めてこの問題の奥深さを感じましたが、なおさらこれからの講義内容に興味を持ちましたね。

トギエモン URL | 2019/04/12 17:30 [ 編集 ]

No title
> トギエモンさん

ご紹介いただいたTwitterのコメントを見てみました。
色々な意味で、現代日本らしい反応だなと、興味深く感じました。

傍観者であれば、当事者ではない。だから自分に責任はないという感覚。いじめとか、そういった問題にもつながりますね。
不作為の作為とか、傍観や看過の責任とか、論じられる点は多々あります。

自分は傍観者にすぎず、責任を負わなくてもよいからと、無責任な言説を垂れ流す。そんなネット社会のあり方も彷彿とさせます。

何にどこまで責任を感じるのか。自分が直接的に手を下したこと、積極的に行動したことにしか、責任や罪悪感を感じないのか。この辺の感覚は、本当に人それぞれだと思います。

トロッコ問題は、本来的には功利主義と人格主義との対立なのですが、それ以外にも、様々な要素が付加されてきますね。

こういった究極の選択。
例えば、アニメ等のパワーアップのための試練では、大きな目的のためであったとしても、小さな犠牲をよしとしないことが、正しい選択であったりするのですが……。
そういう、きれいごとの通用しない作品も、ありますよね。

ハナさん* URL | 2019/04/13 23:23 [ 編集 ]

No title
> ハナさん*さん
返信有難うございます。とても考えられた返信で感激しました。
特にいじめなどにもつながる問題だという指摘はその通りで、いじめ問題についての本を読みたくなりましたね。
さて、ツィッターでの回答あまり好きな部類ではないですし、聞いた相手が反発することも“わかってない人”として切り捨てて自説を誇ることを想定している風であり、確かに現代のある一面を表しているかもしれないと感じましたが、なればこそハナさんがこうした時代に自身の行動の指針となる戦争倫理学を学ぼうとされていることの大切さを改めて感じました。
そういえば、『機動警察パトレイバー劇場版1』で第2小隊の面々は、箱舟を壊す事の意義を完全に立証できない段階で行動せざるを得ませんでした。自分たちが犯罪者として裁かれるリスクを分かった上で行動したことはとてもまぶしく感じますし、だからこそ当初のキャッチコピーが“正義を行えば世界の半分を怒らせる”だったのでしょうね。

トギエモン URL | 2019/04/15 16:35 [ 編集 ]

No title
> トギエモンさん

私も、このテーマで真摯なコメントのやり取りができて、とてもうれしく感じています。

Twitterでの反応は、ほとんどが深く考えていないものでした。けれど、第3の道としての自己犠牲に言及しているコメントがあり、オッと思いました。

トロッコ問題は本来、第3の道を除外した、究極の選択を迫るものです。
しかし、トロッコ問題のバージョン2は、自己犠牲という第3の道があるかのように、思えてしまう部分があります。

つまり。ポイント切り替えのかわりに、隣にいる見知らぬ1人の人を線路に突き落とすことでトロッコを止め、5人を助けるか。看過して5人を死なせるか。

講義では、他の選択肢はないと言っていましたが、他者を突き落とすかわりに、自分が飛び込む道もあると思いました。
直接手を下して人を死なせるよりは、自分が死んだ方が気が楽だ、という人もいるだろうと。

けれど、Wikipediaを見ると、バージョン2では、その道は閉ざされているという設定なのですよね。
つまり、自分では体重が軽すぎて、トロッコは止まらない。隣にいる太った人でなければならない。

ハナさん* URL | 2019/04/16 20:53 [ 編集 ]

No title
(続きです)
この場合、自分よりはるかに体重のある人を、現実問題として突き落とせるのか…という話は、おいておくべきなのでしょうが。

トロッコ問題は、あくまでも選択肢を2つに限定した思考実験であるからこそ、考えを突き詰められるのでしょうね。

「正義を行えば世界の半分を…」のコピー。これって、元々は『紅い眼鏡』ではなく、『パトレイバー』のためのものだったのですね。知りませんでした。
軍人や警察官だと、命令という至上なるものに逆らっても……という要素も加わって、さらに厄介ですね。

アニメ等でも、こうした場面で、どちらも犠牲にしなくて済む甘い展開ではない、非情なものがあったはず……と考えて、思い出しました。
『ナディア』の15話。乗組員全ての命を助けるために、フェイトという1人の乗組員を犠牲にするしかなかった話。
第3の道を探している時間はなく、即座に選択しなければならない限界状況における、大人の選択。

放送当時、アニメ雑誌では、それなりに物議をかもした記憶があります。

ハナさん* URL | 2019/04/16 21:15 [ 編集 ]

No title
(さらに続きです)

あと、トロッコ問題からは、SF短編小説の名作、トム・ゴドウィンの『冷たい方程式』にも思いが馳せられます。

この作品の、非情な結末が鮮烈だったからこそ、様々な解決法を描く作品が書かれたりもして、方程式ものというジャンルすら形成された。

どうしても、どちらかを選ばなければならない状況において、どれほど残酷でも、1人の人間を犠牲にする選択をするか。あるいはそれを拒否するか。はたまた、それでも第3の道を探したいと思ってしまうか…。
色々な意味で、人の興味をひかざるを得ない題材なのでしょう。

ハナさん* URL | 2019/04/16 21:20 [ 編集 ]


T

rackback

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プロフィール

ハナさん*

Author:ハナさん*
2019.5.26付けで、Yahoo!ブログから移行してきました。
上記日付より前の記事は、Yahoo!ブログで書かれたものです。

移行から2年経過したのを機に、ブログタイトルを変更いたしました。
あわせて、紹介文も更新。

*代用ゲストブックあり
「カテゴリ」からどうぞ

〔ブログ紹介文〕
誰もが、たやすく発信者となれるネット時代。

文章で社会改革ができると思い込んでいたのは、若さゆえの過ちにすぎない。
けれど。
それでもまだ私は、文章を公表することは、無意味ではないと信じたい。

私がここに記すのは、単なるつぶやきの類いではない。
社会に向かって訴えたいこと、公表する意味があると思えることのみだ。
若い頃のように気負い込んで、大声で叫ぶことはできないけれど。

病気ではなく、障害でもなくても。諸々と生きづらい、おひとりさま介護の日々においても、光を求めて!

〔自己紹介〕
高校1年で発症した神経症性障害(身体表現性障害[身体症状症]その他)を、40年近くかけて乗り越える。
校正者として、非正規雇用勤続30年。数年前から校閲の仕事も行う。

1990年代、森田療法の研究で学士号取得後、カール・ロジャーズの直弟子が講師であるカウンセラー養成講座で単位取得。
地元の民間心理相談機関でセラピストのインターンとなり、各種心理療法を学修するが、自分は援助職には向いていないことを痛感。

アニメーションの研究で修士号取得。
博士課程・単位取得満期退学。
現在、博士論文のテーマを再検討中。専門は、巨大ロボットものの予定。

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