02.23
「戦争倫理学」を受講します
近年は、多忙云々よりも、受講したいと思える講座がないので、受講しないでいた。
だが先日、「戦争倫理学」という講座が開講されるとメルマガで知り、早速受講手続きをした。
こんなにも大変で暇がなく、家のゴミ屋敷化が極限まで進行してしまっている時に、そんなことを始めるなんて……とは思う。
だが、自分のペースで受講できるので、修了にこだわらなければ、何とかなるだろう。
講師は、眞嶋俊造(広島大学大学院総合科学研究科・人間文化研究講座准教授〔北海道大学大学院文学研究科 応用倫理・応用哲学研究教育センター 共同研究員〕)
「講座内容」より一部引用
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私たちは皆、「戦争は悪い」「戦争はよくないもの」と考えてはいるだろう。しかし戦争はなくなっていない。
本講座では、戦争倫理学において主要な理論である正戦論を用いることにより、戦争の倫理的諸問題を考える。……そして、戦争を批判的に考察し、戦争を時には必要と見なす人にも戦争に反対である人にも、双方が議論することのできる共通の土台となる正戦論を用いることにより、戦争の倫理的諸問題を検討する。
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講義スケジュールから、一部引用
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第1週:戦争倫理学を学ぶにあたって
戦争倫理学を学ぶにあたって Introduction
議論を進めるための確認事項
戦争と「正しさ」
戦争をめぐる道徳判断
まとめ
倫理とは何か Introduction
倫理とは何か
正義とは何か
道徳判断と理由付け
まとめ
トロッコ問題解説 Introduction
倫理的価値・観点、視点について
トロッコ問題1
トロッコ問題2
トロッコ問題3
まとめ
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私としてはこうした問題は、あるアニメシリーズに出てくる、「戦争を乗り越えられるかもしれない人類」に関する話と、密接に関連している。
だが今となっては、あのアニメを見て、人類と戦争について考察しようなどというのは、絶滅危惧種であろう。
いずれにせよ、この講座に興味を持たれた方は、
http://gacco.org
からどうぞ。
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