11.29
病病介護川柳⑧:残業を断ることも……
身の丈に合わぬ仕事に困憊し
今年の春から校閲することになった、ある一般社団法人の会誌(隔月刊)。誤字脱字や用語のチェックだけでなく、内容の妥当性確認も行っている。
旧帝大の名誉教授などが記した論説も載っているため、現在の私の知識を総動員し、全精力を傾けなければ、仕事を全うできない。
大学院博士課程を満期退学してからは、アカデミックな世界から遠ざかってしまっている私には、身の丈に合わない仕事かもしれないと思える。
仕事を終えると、本当に疲労困憊であり、家のことがますますできなくなる。この春以降、家のゴミ屋敷化に拍車がかかってしまった理由のひとつは、これである。
それでも。「こんなことを続けていたら、私は日に日に◯カになっていってしまう」と焦らざるを得ないような仕事をしているよりは、自身の知力を鍛えられる仕事の方が、どんなによいかしれない。
(以下、12/1午後07:50に、最初のコメントをうけて追記)
「置かれた場所で咲いてしまった─収入よりやり甲斐を」
https://blogs.yahoo.co.jp/chp31240/66011383.html
の記事に書いたように、自分の能力や特性を活かせ、やり甲斐があって、己を高めていけるこの仕事は、どんなにありがたいかしれない。
早く◯☆ 決して言葉に 出せぬなり
*説明は不要……というか、できない。
内心、このように思ってしまうということに、今は、それほど罪悪感を抱かずに済むようになっている。
ああでも。こんなことを記すと、また、説教好きの方に、エサを与えてしまうことになるかもしれないなぁ。
11/29(木)
残業を断ることも必要だ
*「やむを得ぬ」とか「仕方なし」ではなく、あえて「必要だ」としてみた。
少なくとも今は、余分に稼ぐことよりも、家の片づけの方を優先すべきだろう。
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