09.27
ゴミ排出量が、最も少ない県に住んでいます
これは、県を挙げての努力の賜物であり、ゴミの少なさ全国1位を達成してからは、3年連続で第1位をキープしている。
さらに、
https://www.shinshu-gomigen.net
のようなサイトも立ち上げ、更なるゴミの減量を目指している。
ゴミの排出量が、全国で最も少なくなったことには、もちろん様々な理由があるだろう。
ネット上では、その理由を考察した記事も、いくつか見かける。そこに書かれていることも、間違いではないだろう。
けれど、それ以外に、こんな理由もあると思う。
つまり、生ゴミを自家処理(コンポストで堆肥化する。あるいは畑や庭に埋める等)できる家が、多いということだ。
生ゴミをわざわざ堆肥化しなくても、とりあえず穴を掘って埋めるだけの、家庭菜園や庭のある家が、県庁所在地の郊外でも、大部分を占めている。
「生ゴミを、ゴミとして排出しなくても済む」ということのゴミ減量効果は、かなりのものだと思う。
まぁ、いくら、ゴミ排出量の少なさを誇っていても、自宅をゴミ屋敷にしていては、意味がないとも言える。
だが私は、自宅から排出するゴミの減量や分別に、非常に気を遣っている。おそらく、大多数の県民以上に、ルールを厳格に守ろうとしている。
そうであればこそ、母が行おうとするいい加減なゴミ出しが許せず、怒り発作を連発してしまっている。
キチンと分別しようとするあまり、ゴミ出しが滞り、家のゴミ屋敷化を招いてしまっているのだ。
けれど、たとえそうであっても。
やはり私は、ゴミ出しを適当に行うことはできない。
ゴミの減量や分別に関する意識が高くない地域に住んでいる方の、ゆるいゴミ出しを見習うことはできないのだ。
完璧を求めるあまり、実際の結果が正反対になってしまう。
これもまた、森田療法の適応となる精神疾患の持ち主には、ありがちなことだ。
それは、わかっている。
重要なのは、「完璧を期せないなら、やらない」ではなく、「たとえ完璧ではなくても、とにかくやる」こと。
そして行動することができたならば、たとえ60点程度の出来であったとしても、とにかくやれたということを、評価すること。
それが、何より大切なことなのだ。
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