40年近くかけて神経症性障害を乗り越えたものの、母親の介護で大変な日々の思いを発信しています。アニメの研究による博士号取得は、しばらくお休み。

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負の連鎖を断ち切る─理解はできる、だが肯定はできない

仕事に関連した疲れやストレスがたまっていたり、睡眠不足が続いたりすると、過去の記事に書いたように
https://blogs.yahoo.co.jp/chp31240/66099057.html
些細な事柄に関し、激怒することが続いてしまう。

そんな時、ふと思うことがある。
父親もまた、仕事の疲れやストレスがたまっていたがゆえに、こんな感じで、激怒せざるを得なかったのかもしれない、と。

今の自分が、決して、すき好んで怒鳴り散らしているわけではなく、本当に、そうせざるを得ないのと同様に。
父もまた、すき好んでそうしていたわけでは、ないのかもしれないと。

父親の仕事もまた、細心の注意が必要な、大変なものである。そう思うと、ほんの少しだけ、父親の気持ちがわかったような気がする。

だがそれは、父にされたことを認めるとか、許すということとは異なる。
父がしてきたこと自体を認めること、肯定することはできない。
たとえどのような事情があろうと、子ども─それも、心を病んで治療を必要としている─や妻に対して、怒鳴りつける以外のコミュニケーションをしないというのは、正しいあり方ではない。

母娘そろって、父親のことを恐れ、「父親の機嫌を損ねないことが全てに優先する」ような状態は、決してあるべきものではない。
母が父に怒られないようにするために、娘が治療を受けることを断念する─自分の病気を治すことよりも、母を守ることの方を優先せざるを得ない─親子関係など、認めてよいはずがない。

けれど結局、私自身もまた、その「些細なことで怒鳴り散らす」あり方を、繰り返してしまっている。
自分が父親にされたことを、母親─幸いにも、自分の子どもではなく─に対してしてしまっているのだ。

私が独身をつらぬき、子どもを持たなかったのは、ハラスメントの連鎖を断ち切るためではない(「虐待」という言葉は強すぎると思うので、ハラスメントという語を使う)。
それでも結果的に、そうした負の連鎖を断ち切る効果もあったわけだ。

世の中には、自分が親からされてきたことを、無自覚に子どもにしてしまっている─虐待やハラスメントの連鎖を断ち切れない─方も、少なくない。少なくとも私は、そうはならずに済んでいるわけだ。

かつては夫にされてきたことを、今度は娘にされてしまうのでは、母は本当に、たまったものではないと思う。
私自身、父がしてきたことを肯定できないのと同様、自身がしてしまっていることも、肯定はしていない。
これでよいとは、思っていない。
それでも、今は、どうしようもないのだ。
だから。申し訳ないけれど。

「これは、娘を父親の怒りから守ってあげなかったばかりか、自分の方が、夫の怒りから守ってもらった─娘に守ってもらうという、本末転倒なことをしてきた─報いなのだ」と、あきらめてもらうしかないと感じる。

たとえ怒鳴り散らしながらでも、介護はキチンとする。だから、勘弁して、と。
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C

omment

No title
おはようございます。私も今同じ状態で、同じことをしていると痛感しました。
嫁息子に怒っている。ほんと他愛のないことで。
子供の頃だいだったか? 父親の機嫌を伺いながら生活を送っていました。
母は殴られ私も殴られ。兄たちは抵抗する力を持っていましたが、私はビクつくだけでした。もちろん原因は私達ですが、他愛のないことです。
私はこの連鎖を断ち切りたいので娘たちにはできるだけ殴らず怒らず好きなようにさせました。今は二人共家を出てなんとか生活しているみたいです。
正社員として職についていませんが、好きなように生活できているので良かったと思っています。あとは息子。発達障害の息子には何をしてあげたらよいかわかりません。どう思っているか会話もろくに出来ないのでわかりませんが、少しでも楽しいと思ってもらえることを一生増やしていきたいと思います。

怒鳴りながらでも仕事してお金を稼いでくるから許してと言いたいですが、今はしんどくてキツイですよ。仕事を辞めると離婚になるだろうなと思ってそれもプレッシャーですけど・・・。

毎度好き勝手なことを書いて、すみません。

ももたろす URL | 2018/07/30 09:21 [ 編集 ]

No title
ほっこり堂です。

小さい頃から
怒鳴り声、トラウマです。
人の醜さが、
見えて心が痛みます。
自然に、怒らない性格になりました。
小さい頃から、我慢や、
自立を養いましたので
喧嘩を売られても
怒りません。
人は優しく生きるもの
そう思っています。
喧嘩するほど仲がいい
この言葉は嫌いだったりします。
少しのきっかけで
人は変わったり
変わって行きます。

俺は俺、変われないなんて
言葉も否定的です。

人は、知らぬうちに
変わって行ってます。

気づく事、育ちの経験値
そのな事が、人を大きくします。

余裕がなくて
優しくなれない。

そんな気持ちも、解ります。
そんな中でも、笑っていられるように
なりたいと思ってます。

他人に、自分を理解して貰う
これは、無理だと、思ってます。

そんな中でも
経験や、自分の人生の中に
似た経験を持つ人もいるし
共感してくれる人もいます。
そして、否定する人もいます。

自分らしく
優しく生きて
きびしいけど
その中で
自分を見失わないで
欲しい

ほっこり堂 URL | 2018/07/30 20:44 [ 編集 ]

No title
> ももたろすさん

リコメが遅れに遅れて、申し訳ありません。
ご自身のことを教えていただき、ありがとうございます。
変に説教めいたことを言われるより、こうやってご自分のことを記していただいた方が、私はありがたいです。

負の連鎖を断ち切ること、たとえ自覚はできたとしても、実行するのは容易なことではないですよね。
本来は、自身がセラピー等を受けることによって心の傷を癒し、自分がされたのと同じことを家族にしなくとも済むようになるのが、理想なのですが。
なかなか、そうはゆきませんね。

精一杯やっていて、最低限の義務は果たしているんだから、勘弁してよと言いたい。……本当に、似た感じですね。

息子さんに対して。アドバイスなんてことは、できようはずもありませんが…。
マイナスなことをしてしまっているのなら、その償いに、プラスのことを多くしてあげる…なんてのは、どうでしょう?

私の場合、父との関係で、プラスの思い出とか、ほとんどありませんから。

ハナさん* URL | 2018/08/14 23:56 [ 編集 ]

No title
> ほっこり堂さん

リコメが遅れてしまい、申し訳ありません。
幼い頃からそうした目にあってくると、「自分は、ああはならない」と強く思い、正反対になるという方も、少なくないようです。
けれど同時に、どんなにそう誓っていたとしても、知らず知らずのうちに、自分も同じになってしまう、そうならざるを得ず、どんなにがんばってもそこから抜け出せないという方も、少なからず存在するようです。
そうなってしまったら、それを断ち切るためには、適切な援助や治療が必要なのでしょう。

私の場合、怒ることができるのは家の中、母に対してのみです。
外では、温厚でおとなしい人で通っています。
見かけをつくろっているわけではなく、怒ることができないし、そも、怒りを感じることもほとんどない。
こんなに怒り狂うのは、本当に、家で、母に対してのみなのです。

その辺には、これまでの親子関係等の、根深い問題が存在するわけです。

ハナさん* URL | 2018/08/15 01:54 [ 編集 ]

No title
子供の社会性に対する親の理解度と
親の社会性への子供からの理解度と
次元が違うことから来る歪みが
辛いし哀しいと私自身は思っています。
同性の母を親父さんから守ろうとすると
「親父以上の男性」になってしまっている
自分が居たりして振り返れば結構滑稽ですが、本当に力要ります。
挙げ句に母の台詞「子は親を超えられないんだよ」だそうで、
イラッときてました。「だったらもぅ子供に手を焼かせない親で居てよ!」と「力量超え」な子供身分はブチギレしちゃうんですよね。。。

佳句恋慕 URL | 2018/09/01 18:58 [ 編集 ]

No title
> 佳句恋慕さん

世間ではよく、「親の心、子知らず」と言いますが。
「子の心、親知らず」ということも、少なくないと感じます。

子どもの方が、自分を犠牲にして、懸命に親を守ってあげているのに、当の親も周りも、そのことに気づかない…などということが、多々あります。
(まぁ、子どもの「親を守る」も、やや見当外れだったりすることもあるわけですがね。何しろ、子どもの浅知恵によるものですから。)

自分がどれだけ、子どもに負担をかけて来たのかを知らず、よい親をやっていたつもりでいたりする。
やってられないですよねぇ。

ハナさん* URL | 2018/09/02 20:22 [ 編集 ]


T

rackback

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プロフィール

ハナさん*

Author:ハナさん*
2019.5.26付けで、Yahoo!ブログから移行してきました。
上記日付より前の記事は、Yahoo!ブログで書かれたものです。

移行から2年経過したのを機に、ブログタイトルを変更いたしました。
あわせて、紹介文も更新。

*代用ゲストブックあり
「カテゴリ」からどうぞ

〔ブログ紹介文〕
誰もが、たやすく発信者となれるネット時代。

文章で社会改革ができると思い込んでいたのは、若さゆえの過ちにすぎない。
けれど。
それでもまだ私は、文章を公表することは、無意味ではないと信じたい。

私がここに記すのは、単なるつぶやきの類いではない。
社会に向かって訴えたいこと、公表する意味があると思えることのみだ。
若い頃のように気負い込んで、大声で叫ぶことはできないけれど。

病気ではなく、障害でもなくても。諸々と生きづらい、おひとりさま介護の日々においても、光を求めて!

〔自己紹介〕
高校1年で発症した神経症性障害(身体表現性障害[身体症状症]その他)を、40年近くかけて乗り越える。
校正者として、非正規雇用勤続30年。数年前から校閲の仕事も行う。

1990年代、森田療法の研究で学士号取得後、カール・ロジャーズの直弟子が講師であるカウンセラー養成講座で単位取得。
地元の民間心理相談機関でセラピストのインターンとなり、各種心理療法を学修するが、自分は援助職には向いていないことを痛感。

アニメーションの研究で修士号取得。
博士課程・単位取得満期退学。
現在、博士論文のテーマを再検討中。専門は、巨大ロボットものの予定。

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