40年近くかけて神経症性障害を乗り越えたものの、母親の介護で大変な日々の思いを発信しています。アニメの研究による博士号取得は、しばらくお休み。

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鬼の形相─心のあり方は、表情に現れる

数日前に、母親から、「ものすごい(怖い)顔をしている」と言われた。

それは、そうだろう。
こんな、毎日のように怒り発作を起こし、介護〇人数歩手前の状態で、にこやかな、穏やかな顔をしている方が、コワイ。
幸いにも、「外面似菩薩内心如夜叉」ではないということだ(本来の仏教的な意味でなく、通俗的な意味で言っている)。

家では、些細なことでぶちキレ(怒り発作を起こし)て、わめき散らし、物に当たって、段ボール箱などを叩き壊している時の私は、本当に、鬼の形相をしているのだと思う。

その自覚は十分にあったから、あらためて指摘されても、別にショックではなかった。

だが、その次の言葉は、かなり意外だった。
「カウンセリングの勉強をしていた頃は、とても穏やかな顔をして、いつも笑顔でいたものなのに…」。
そんなものなのか、と思いつつも、何となく納得した。

もう、20年以上も前になるあの頃は、人生をやり直すことができると思い、毎日が希望に満ちあふれていたから。
将来の見通しがとても明るく、心が満ち足りて、安定していたから。
家でも職場でも、自身の許容量を越えた「思い通りにならないこと」が、続出したりはしていなかったから。
さらに言えば、心が安定していて、毎日の生活に時間と心のゆとりがあれば、心の許容量自体も多めであったろう。

確かにあの頃は、家でも、「穏やかないい顔」をしていたのかもしれない。

それは、「自分の人生は、まだこれからだ」と思え、社会復帰を果たして、生涯の夢に向かってゆくことも可能だと感じられていた、昔の話だ。
ついでに言えば、あの頃はまだ、家のことなどは、何もしないでよかった(職場の兼業主婦に「いいご身分で、うらやましい」と、言われ続けた)時期であったのだから。

一緒に暮らしている家族、親というものは、ほとんど話をしなくても、案外と見ているものなのだなと思った。

今さら、あの時代に戻ることはできない。あの頃のような、穏やかで満ち足りた表情になることは、親の介護が終了するまでは、ないと思う。
はっきり言って、今の状況で、母の前では怒鳴ったり鬼の形相にならずにいることを己に課したら、私の自制心が、オーバーワークで壊れてしまう。
「絶対にしない」と誓ったことを、しでかしてしまう。

だから。
悪いけど。済まないけど。
今の私がこんな顔になることだけは、許容してほしいと思う。
それが、私の病気治療に協力することなく放置した、あるいはむしろ、治療の邪魔をした報いなのだと、母には、あきらめてもらうしかない。
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C

omment

No title
はじめまして、
ほっこり堂です。
鬼の形相
考え深く
思いました。
イライラなどは
他人のせいでは無く
自分の未熟さから出る事と
思っている自分です。
人の器って事を
ずっと、考えていた時期もありました。
違う意味、背負うと言う
踏ん張っても、踏ん張りきれない
心の限界や、優しさの限界も
あると思います。
複雑で
当事者でしか、解らない現実
誰も解って貰えない
現実。
そんな中、自分らしく
良い道に行くしかないと
思っています。

負の道へ
ほっこりした道へ

誰でもなく
自分次第なのは
間違いなく
そう、思います。
逃げるも
逃げないも
心の持ち方

そして、未来も変わる。

ごめんね。
感にさわったら。

良い意味で、捉えて貰えれば
幸いです。

怒りは
必要無く
心は穏やかに

何も解らす
ごめんなさい。
勝手な事を言って
ごめんなさい。

壊れないよう。
壊れないよう。

ほっこり堂 URL | 2018/07/15 21:12 [ 編集 ]

No title
> ほっこり堂さん

ありがとうございます。
色々とわかった上で…というか、「わからないということをわかった」上で、あえて言ってくださるのは、とてもありがたいことです。うれしく思います。

なかなか、おっしゃるようにはなれませんが…。

手を差しのべていただいたことは、忘れません。
本当に、ありがとうございました。

ハナさん* URL | 2018/07/15 21:27 [ 編集 ]

No title
> ほっこり堂さん

コメントをいただけたことで、何とか、生き延びてゆけそうです。
あらためて、ありがとうございました。

ハナさん* URL | 2018/07/16 00:06 [ 編集 ]


T

rackback

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プロフィール

ハナさん*

Author:ハナさん*
2019.5.26付けで、Yahoo!ブログから移行してきました。
上記日付より前の記事は、Yahoo!ブログで書かれたものです。

移行から2年経過したのを機に、ブログタイトルを変更いたしました。
あわせて、紹介文も更新。

*代用ゲストブックあり
「カテゴリ」からどうぞ

〔ブログ紹介文〕
誰もが、たやすく発信者となれるネット時代。

文章で社会改革ができると思い込んでいたのは、若さゆえの過ちにすぎない。
けれど。
それでもまだ私は、文章を公表することは、無意味ではないと信じたい。

私がここに記すのは、単なるつぶやきの類いではない。
社会に向かって訴えたいこと、公表する意味があると思えることのみだ。
若い頃のように気負い込んで、大声で叫ぶことはできないけれど。

病気ではなく、障害でもなくても。諸々と生きづらい、おひとりさま介護の日々においても、光を求めて!

〔自己紹介〕
高校1年で発症した神経症性障害(身体表現性障害[身体症状症]その他)を、40年近くかけて乗り越える。
校正者として、非正規雇用勤続30年。数年前から校閲の仕事も行う。

1990年代、森田療法の研究で学士号取得後、カール・ロジャーズの直弟子が講師であるカウンセラー養成講座で単位取得。
地元の民間心理相談機関でセラピストのインターンとなり、各種心理療法を学修するが、自分は援助職には向いていないことを痛感。

アニメーションの研究で修士号取得。
博士課程・単位取得満期退学。
現在、博士論文のテーマを再検討中。専門は、巨大ロボットものの予定。

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