40年近くかけて神経症性障害を乗り越えたものの、母親の介護で大変な日々の思いを発信しています。アニメの研究による博士号取得は、しばらくお休み。

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私はまだ谷間にいた──評価とは、基準によって全く異なってくるもの

本 Yahoo! ブログの、メンタルヘルスカテゴリには、病気で休職したまま、復帰の目処がたたずにいる方や、病気を乗り越えて仕事をしようとしても、なかなかうまくゆかずにいる方、あるいは、そもそも働きに出ることなど思いもつかない方の記事が、数多く掲載されている。

そうした記事を見ていると、働きに出ることができて、症状を乗り越えて働き続けられている自分は、かなりがんばっている部類に属すると思ってしまう。

たとえ非正規雇用とはいえ、勤続25年を越え、最近は、私にしかできない仕事を任されるようになっている自分は、社会復帰を果たしたと言えると考えていた。

そう。
はっきり言って、私は少し浮かれていた。
関連会社内で、現状自分にしかできない責任のある仕事を任され、頼りにされていることで、いい気になってしまっていた。
試しに請け負った仕事が、あるアカデミックな団体の機関誌編集委員の方に認められ、仕事を継続して発注されるとともに、時には私の意見を求められる程に、評価してもらえた。
そのことで、自分は結構やるもんだと、何というか、勘違いをしてしまっていたのだ。

考えてみれば。
社会復帰を果たしたというのは、それでやっと元に戻った、即ち、マイナスからゼロに復せたということにすぎない。やっと、人並みに戻れたというだけのことだ。

そしてさらに。
たとえ仕事の面においては人並みに働き、それなりの成果をおさめているとしても、毎日の勤務で疲れ果てて家事ができず、家の中をあのようなゴミ屋敷(https://blogs.yahoo.co.jp/chp31240/66068663.html)にしている者─マトモな家事のできない者─は、トータルな基準からすれば、人並みとは認められないのだ。
善意の方々に、「こういう人には、片づけの方法を教えたり、効率のよいやり方をアドバイスしてあげなければ」と、思わせてしまうものなのだ。

今回の一件(継続して当ブログをお読みいただいている方には、何のことかおわかりになるでしょう。初見の方も、最近の記事を遡っていただければ、おわかりになると思います)で、勘違いに気づき、目が覚めた。
私はまだ、人並みですらなかったのだ。
社会復帰は果たしたかもしれないが、まだ、病気を乗り越えたわけではなかったのだ。

何度か記事にしている、氷壁を滑り落ちそうな危うい状態で、ギリギリもちこたえ、踏みとどまっているイメージ。
https://blogs.yahoo.co.jp/chp31240/66016421.html
それは、クレバスに落ち込んだ状態から、地表に戻ろうとする営みであった。 つまり、マイナスからゼロ地点に復そうという行為。
決して、地表から上を目指して、崖を登っていく途中の行為ではなかったのだ。

とはいえ、上に記したのは、世間一般とか人並み、健康な方の生活といったものを基準とした場合の話だ。
そう、評価などというものは、何を基準にするかによって、全く違ってしまう。
いわゆる絶対評価からすれば、私はそれなりにがんばっている。
けれど、相対評価として、健康な方々の平均的な生活─人並み─を基準にすれば…。

私には、二つできないことを叱る考え方も、一つはできていることをほめる考え方も、どちらも理解できる。
https://blogs.yahoo.co.jp/chp31240/66069617.html
必要に応じて、両者を使い分けることも、どうにか可能だ。

世間一般という基準からすれば、私はまだ、地表ではなく谷間にいる。
だが、そうした人並みという基準のみによって自己を切り捨て、自己否定や自己無価値感に苛まれる必要もない。

そのことを、再確認しておきたいと思う。
私は、私のペースで病気とつきあい、やがては病気を乗り越え、自身の生涯の夢に向かってゆく。
それで、よいではないか。


※念のため。私は、精神疾患者は全て、働きに出るべきだと考えているわけではありません。
私自身は、働くことが必要だから、そうしようと思い、そうしただけです。
働く必要がないのなら、別に無理して働くことはないと思います。働きに出ることだけが、社会復帰ではないと思っています。
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C

omment

No title
おはようございます☀😃❗
私も一からやり直し人生だけど、これからは仕事も頑張ってたまには一息ついて前に進もうと思ってます☺将来に向かって前に進むだけです。たまには自分にご褒美も必要ですよ☺

sak***** URL | 2018/06/17 06:23 [ 編集 ]

No title
> sak*****さん

コメント、ありがとうございました。
そうですね。人それぞれの人生。自分のペースで、自分の道を歩んでいけばよい…そうするしかないですよね。
わかる人は、わかってくれる。
評価してくれる人は、評価してくれるのですから。

心のバランスをとったり、心に栄養を与えるために、やるべきことをやらずに、好きなことをやってしまいがちなのですが…。
時には、それもよいのですかね。

ハナさん* URL | 2018/06/17 20:18 [ 編集 ]

No title
> 内緒さん

こちらこそ、いつもありがとうございます。
そうですね。どんなこともよい経験として、人生の糧に変え、前向きに歩んでいきたいと思います。
私には、それを可能にするだけの能力があるのですから。

ハナさん* URL | 2018/06/17 20:21 [ 編集 ]

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

| 2019/12/14 22:16 [ 編集 ]


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rackback

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プロフィール

ハナさん*

Author:ハナさん*
2019.5.26付けで、Yahoo!ブログから移行してきました。
上記日付より前の記事は、Yahoo!ブログで書かれたものです。

移行から2年経過したのを機に、ブログタイトルを変更いたしました。
あわせて、紹介文も更新。

*代用ゲストブックあり
「カテゴリ」からどうぞ

〔ブログ紹介文〕
誰もが、たやすく発信者となれるネット時代。

文章で社会改革ができると思い込んでいたのは、若さゆえの過ちにすぎない。
けれど。
それでもまだ私は、文章を公表することは、無意味ではないと信じたい。

私がここに記すのは、単なるつぶやきの類いではない。
社会に向かって訴えたいこと、公表する意味があると思えることのみだ。
若い頃のように気負い込んで、大声で叫ぶことはできないけれど。

病気ではなく、障害でもなくても。諸々と生きづらい、おひとりさま介護の日々においても、光を求めて!

〔自己紹介〕
高校1年で発症した神経症性障害(身体表現性障害[身体症状症]その他)を、40年近くかけて乗り越える。
校正者として、非正規雇用勤続30年。数年前から校閲の仕事も行う。

1990年代、森田療法の研究で学士号取得後、カール・ロジャーズの直弟子が講師であるカウンセラー養成講座で単位取得。
地元の民間心理相談機関でセラピストのインターンとなり、各種心理療法を学修するが、自分は援助職には向いていないことを痛感。

アニメーションの研究で修士号取得。
博士課程・単位取得満期退学。
現在、博士論文のテーマを再検討中。専門は、巨大ロボットものの予定。

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