40年近くかけて神経症性障害を乗り越えたものの、母親の介護で大変な日々の思いを発信しています。アニメの研究による博士号取得は、しばらくお休み。

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アニメ主題歌のあるべき姿?─『ゲゲゲの鬼太郎』と『キャプテン翼』新シリーズに思う

この4月から、TVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の、第6シリーズが放送されている。
この、タイアップ全盛の時代においても、主題歌は変わることなく「ゲゲゲの鬼太郎」が使われている。そう、みなさんおなじみの「ゲッ ゲッ ゲゲゲのゲー」という、あの曲である。
(歌詞を記すつもりはないので、全歌詞を知りたい方はこちらをどうぞ→https://www.uta-net.com/movie/5274/

TVアニメが再アニメ化されたり、続編が作られたりした際、旧作の主題歌がそのまま使われるケースは、決して多くはない。

そんななか、この『鬼太郎』の場合は、シリーズの全てにおいて、同一のオープニング主題歌が使用されてきた。多少のアレンジはなされているが、曲自体はそのままである(「ノイタミナ」枠の『墓場鬼太郎』は主題歌が異なるが、「ゲゲゲの」のシリーズにおいては、同一である)。
エンディング主題歌は、今風のタイアップ曲を使用し、ひとつのシリーズ中で度々入れ換えることによって、いわゆる大人の事情はクリアする。
そのような形の、主題歌作りがなされてきたわけである。

アニメファンのみならず、世間一般の人々においても、『鬼太郎』の主題歌といえば、あの曲がイメージされ、この曲のワンフレーズを聞くだけで、多くの人には『鬼太郎』の主題歌だとわかる。
主題歌とアニメ作品は、切っても切れない関係にあり、代替不能。それこそが、アニメ主題歌の、本来あるべき姿であるのだろう。

今時のアニメにはタイアップ主題歌が多く、数カ月ごとに変更されてしまう状況は、好ましいとは思えない。
作品内容との関連に乏しく、いくらでも代替可能なものは、主題歌とは呼び得ない。
けれど、現代のアニメ業界を取り巻く状況を考えると、一概に否定するわけにもゆかない。

それでもやはり、新シリーズや続編でも、旧作の主題歌が新アレンジで使われているのを聴くと、「やはりこれこそが、この作品の主題歌であるのだ」と感じる。
それは、単なる懐古趣味ではないだろう。
作品と密接につながった歌詞を有し、よくも悪くも、作品から独立した楽曲としては成立しない歌。それこそが、本来のアニメ主題歌であったのだから。

個々のアニメ作品から離れ、独立した楽曲としても成立するような、一般的な内容の歌詞と、今風のポップスやロック調の曲で構成された、「主題歌」。
そのような歌も、作品とのシンクロ度が高ければ、十分に好ましいものだと思う。『新世紀エヴァンゲリオン』の「残酷な天使のテーゼ」(https://www.uta-net.com/movie/9307/)など、そうした例も決して少なくはない。

私が好きなアニメソングの多くも、こうした新世代の「主題歌」である。
いかにもアニメの主題歌という感じの曲は、歌うのが気恥ずかしい。愛唱しているのは、今風の人生論的な「主題歌」が多い。

そんな私でも、やはりこの4月から放送されている、TVアニメ『キャプテン翼』第4シリーズのエンディング主題歌に、第1作目のオープニング主題歌「燃えてヒーロー」(https://sp.uta-net.com/movie/5592/)が使われているのを聴いた時には、とてもうれしく感じた。
「ああ、やはりこの作品の主題歌は、これだったのだ」と、再認識した。

それは、今年1月に公開された『劇場版 マジンガー Z / INFINITY』を観た時にも、感じたことである。
この続編映画のエンディング主題歌は、今風のタイアップ曲であった。
だが、オープニング主題歌には、45年前のTVシリーズの主題歌が、新録で使われていたのである。
タイアップのエンディング主題歌は、じきに忘れ去られるだろう。だが、このオープニング主題歌「マジンガーZ」(https://www.uta-net.com/movie/2270/)の方は、いついつまでも歌い継がれるだろう。

新たなタイプの主題歌も、否定はしない。タイアップも、仕方がない。今風でも、ポップス調でも、タイアップであっても、よい歌ならば、よい。
それでもやはり、アニメ主題歌のあるべき姿というのは、上述したようなものだ。
そのことを忘れていない作品が、少なからず存在するのは、喜ばしいことだと思う。
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C

omment

No title
おはよう😃✋

お久しぶりですね、楽しみあって(趣味)うらやましいわ✊

sho*e*1 URL | 2018/04/15 18:28 [ 編集 ]

No title
> sho*e*1さん

はい。
この趣味があったからこそ、それを心の支えにして、これまで生き延びてこられたのだと、本気で思っています。

ハナさん* URL | 2018/04/15 19:34 [ 編集 ]

No title
> ハナさん*さん

うんうん、、、😣

心の支えか~~~、 身に染みる、お言葉ありがとう🙋
僕も頑張ります✊😊

sho*e*1 URL | 2018/04/17 14:26 [ 編集 ]

No title
💃🌉🌆🌇> ハナさん*さん🎺🐧🎺👸

私は、61歳です。

「妖怪人間ベム」「どろろ」も、今、思えば切ない番組でした。

「ゲゲゲの鬼太郎」も。

ひつもりいくお
必守行男

ご訪問ありがとうございます。d=(^o^)=b

歌詞で空想するのが好き URL | 2018/05/06 00:20 [ 編集 ]

No title
> 歌詞で空想するのが好きさん

いわゆる「妖怪もの」には、切ない作品が多いですね(最近は、単純な妖怪退治ものも少なくないですが)。
人間になりたいのに、なれない妖怪人間たち。
親のエゴで、身体の大部分を失い、それを取り戻すために、戦い続ける百鬼丸。

自分たちと異なる存在を迫害する、人間の醜さのようなものを見せつけられ、人間とは何か?と考えさせられることもありますね。

鬼太郎は、人間に迫害されることは、比較的少ないですが、人間との関わり方は、シリーズごとにその時代を反映して、異なります。社会批判が強く、切実なテーマを込めたシリーズもありますね。

ハナさん* URL | 2018/05/06 14:51 [ 編集 ]


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rackback

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プロフィール

ハナさん*

Author:ハナさん*
2019.5.26付けで、Yahoo!ブログから移行してきました。
上記日付より前の記事は、Yahoo!ブログで書かれたものです。

移行から2年経過したのを機に、ブログタイトルを変更いたしました。
あわせて、紹介文も更新。

*代用ゲストブックあり
「カテゴリ」からどうぞ

〔ブログ紹介文〕
誰もが、たやすく発信者となれるネット時代。

文章で社会改革ができると思い込んでいたのは、若さゆえの過ちにすぎない。
けれど。
それでもまだ私は、文章を公表することは、無意味ではないと信じたい。

私がここに記すのは、単なるつぶやきの類いではない。
社会に向かって訴えたいこと、公表する意味があると思えることのみだ。
若い頃のように気負い込んで、大声で叫ぶことはできないけれど。

病気ではなく、障害でもなくても。諸々と生きづらい、おひとりさま介護の日々においても、光を求めて!

〔自己紹介〕
高校1年で発症した神経症性障害(身体表現性障害[身体症状症]その他)を、40年近くかけて乗り越える。
校正者として、非正規雇用勤続30年。数年前から校閲の仕事も行う。

1990年代、森田療法の研究で学士号取得後、カール・ロジャーズの直弟子が講師であるカウンセラー養成講座で単位取得。
地元の民間心理相談機関でセラピストのインターンとなり、各種心理療法を学修するが、自分は援助職には向いていないことを痛感。

アニメーションの研究で修士号取得。
博士課程・単位取得満期退学。
現在、博士論文のテーマを再検討中。専門は、巨大ロボットものの予定。

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